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【プチテク】利用者の性格によって変えるべき介護士の対応について

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

この世には2種類の利用者しかいません。確認されるのが嫌いな利用者か、それ以外かです。

 

訪問介護をやってると特によく分かるんですが、利用者さんの中には、介護士がやる事に対して自分にチクイチ確認をとってほしい人イチイチ確認をとってほしくない人がいます。

 

例えば、窓から差し込む日差しがキツい時に、「日差しがキツいのでレースのカーテン閉めましょうか?」と確認をとって欲しい人と、「日差しがキツいのでレースのカーテン閉めときますね(閉めましたよ)」と、ただの報告(言葉かけ)で済ませてほしい人です。

 

(絶対に確認をとるべき事もありますし、ずっと無言でやる訳にもいかないので報告寄りの言葉かけは必要)

 

確認されたくない理由としては、認知症による判断力と理解力の障害によって、短時間で何度も判断する事に強いストレスを感じる人がいたりシンプルにイチイチ確認されるのがうっとーしいと感じる人がいるからですね。

 

逆に、確認をとらない事で、勝手にしないでほしい…と介護士に対して嫌悪感を抱く人もいます。(ムズイ)

 

ここ抑えておくと介護士としても仕事を進めやすいので、やる事を細かく確認すべき利用者と確認しなくて良い利用者の見分け方について今日は共有していきたいと思います。

 

では行くぜ。

 

細かく確認すべき利用者

介護士がやる事に対して、チクイチ確認をとってほしい利用者さんの特徴は、①介護サービスを利用している事に抵抗感のある人(人の手を借りるのが嫌い)と、②遠慮して言えない人と、③すぐクレームを言う人です。

 

①介護サービスを利用している事に抵抗感のある人は多いですよね。家族さんが半ば無理矢理ヘルパーの利用を契約しているようなパティーンです。

 

そういう利用者さんは現状嫌々支援を受け入れているので、介護士に勝手に何かをされる事に大きなストレスを感じます。なのでチクイチ確認を取りながら業務を進めていくくらいで丁度良いんです。

 

そうする事で、『あなたの生活を勝手に変えたりはしません』という事が遠回しに伝わるので、利用者の安心感に繋がって心理的に受け入れてもらいやすくなります。「勝手な事はしないので安心して下さい」と時々言葉で伝えるのも効果的です。

 

②遠慮して言えない人に関しては、ヘルパーが無意識にやっている事を実は苦痛に感じている場合があるので、気を使い過ぎるタイプの利用者さんにも、ストレスにならない程度に小まめに確認をとってあげた方が良いです。

 

③のすぐクレームを言う人に関しては、クレーム防止として確認を細かくとるようにします。コチラ側の保身。

 

細かく確認しなくて良い利用者

これは冒頭でも言った通りなんですが、介護士がやる事に対してイチイチ確認をとらないでほしい利用者さんの特徴は、①認知症により理解力と判断力が低下している人と、②シンプルに確認を嫌がる人です。

 

①認知症によって理解力と判断力が低下している人に対しては、理解と判断に割く脳のリソースを出来るだけ小さくしてあげる配慮が必要になるので、チクイチ確認なんてとってるとイライラさせて周辺症状が出まくります。

 

「そんな事イチイチ聞かなくても分かるでしょ!!」なんて声を荒げられるかもしれません。疑問系での確認は最小限でOKです。

 

②のシンプルに確認を嫌がる人に関しては、数回支援に入れば分かりますよね。『そんな事イチイチ聞かなくて良いよ』という雰囲気が表情や返事の仕方で感じ取れると思うので、そういう人に対しても確認は要所だけでOK。言い切る形での言葉かけをコミュニケーションの一貫として行って下さい。

 

まとめ

利用者さんとの付き合いが長くなると色々と分かってきますけど、今日の記事の内容を頭に置いておいてもらう事で、正解となる対応に早めに気づく事ができると思うので、新規の利用者さんに対しては特に意識してもらえたらと思います!

 

という事で以上!利用者さんの性格によって変えるべき対応についてでした。

 

おやすみクレーマー。

 

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