{記事の最後要チェック
こんばんは。ハレくんです。
もう何年も介護の仕事をやってますが、今でも本当に難しい仕事だなと思っています。中でも認知症の方への対応は特に難しい。認知症と言っても、ベストな対応は利用者さんによって変わってくるので一括りにした対応はできませんし、職員と利用者さんとの相性というのもあります。なので介護現場ではチームワークが必須なんですよね。
今日は、 ベテランさんにとっては不要かもしれませんが、4月なので新人さん向けに認知症の方への対応について書いていこうと思います。
(スポンサーリンク)
感情をコントロールする
認知症の症状が強く出ている時に、強い口調で怒鳴ったり、行動言動を否定するのは絶対にNG。症状は更に悪化します。症状が悪化するという事は、もちろん本人にとって良くない事ですし、介護職員にとっても良くない事です。仕事が増えるという事ですから。人手不足の現状、仕事を増やす介護職員は優秀とは言えません。感情をコントロールして冷静な対応を心がけましょう。目指せ感情コントロールマスター。
嫌な感情は残る
『介護士に雑な対応をされた』『叱られた』『馬鹿にされた』等、ネガティブなものは、記憶では無く感情として残ります。そうなってしまうと利用者さんとの関係は崩れ修復も難しくなります。『どうせ忘れるだろう』なんて思って雑な対応をしないようにして下さい。
規則正しい生活を
認知症になると、変化に対する対応能力が低下します。なので生活パターンを確立する事が大切です。寝る時間、起きる時間、食事の時間等、できるだけ決まった時間に行えるようにしましょう。不規則な生活は認知症を悪化させます。
番外編
最後に番外編として裏技を紹介します。僕が介護施設勤務時代、どんな対応をしても介護に対して抵抗される方がいました。更衣介助させてくれないとか、服薬してくれないとか。そんな時、非常に役に立ったのが白衣でした。
『は?白衣?』と思われたでしょうが、高齢者に対しての医者の存在、発言力、説得力って物凄いんです。例えば、いくら説得説明しても薬を服用してもらえない利用者さんに対して、白衣を着て軽く変装してお医者さんのふりをして「大切なお薬なので飲んで下さい」と優しく言ってみると…スッと飲んでくれる場合があります。もちろん通用しない方もいるでしょうが、使えるテクニックの一つである事は間違いありません。是非お試し下さい。
以上、認知症の方への対応についてでした。
おやすみなさい。