{愚痴や文句は金にはならない
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
今日は、年収が上がらない介護事業所と、大幅な年収アップに期待できる介護事業所の条件について書いていきたいと思います。本業だけで年収を上げたい介護士さん向けの内容です。
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介護事業は報酬一律
介護士の平均年収は、だいたい２７０万円〜４００万円と言われていますが、これを５００万円・６００万円に上げていこうと思うと結構大変ですし、働く職場によっては絶対に無理な場合があります。
年収の大幅上昇に期待できない介護事業所の条件は、現状維持バイアスがかかっている事業所です。現状維持バイアスとは、変化や未知なものを避け、現状を維持しようとする心理作用の事です。
介護事業所って、国からの介護報酬で運営が成り立ってますよね。介護報酬はほぼ全国一律で、ザックリ言うと、介護サービスを提供した時間によって決まります。介護度によって変わる場合もありますが、しれてます。優秀な介護士が対応しようと、不真面目な介護士が対応しようと、一律の報酬です。
『利用者Ａさん、今日は立位が中々とれなくて介助が大変だったから、報酬を１.５倍にして下さい』と希望したとしても、通常の金額しか振り込まれません。
基本的に値上げが出来ない事業です。
粉もんの価格が高騰した時に、全国のタコ焼き屋さんが一斉にタコ焼きの値段を引き上げた事がありましたよね。介護事業はああいう事が出来ないんです。
つまり、利用者満足度が上がろうと、優秀な介護士が増えようと、建物が古くなってリフォームが必要になろうと、事業所に入ってくるお金は変わらないという事なので、大幅な年収アップには期待できないという事です。
現状維持バイアスで成長ストップ
経営者が年収１０００万円くらい取っていて、それで自分は十分満足しているから現状維持で良いや！という考えになってしまうと、そこで働く介護士の年収は当然上がらないですよね。
大幅な年収アップに期待できるポストなんて基本的に施設長くらいのもんですから、超狭き門ですし、何年先の話になるかも分かりません。
会社をドゥンドゥン成長させていこうと考えている経営者のもとで働かない限り、大幅に年収をアップさせる事は無理なんです。処遇改善加算としての賃上げや、介護報酬の引き上げがあったとしても、１００万円単位で年収を上げるのは難しいですからね。
現状に満足して考える事を辞めてしまった経営者のもとで働くのは、年収をブチ上げたい介護士さんには向きません。
介護報酬だけに頼らない収入源の模索や、事業転換まで視野に入れているような経営者のもとで働ければ、頑張り次第で年収をブチ上げる事が可能です。会社の成長に伴って、ポストもそれだけ必要になるので。
自分の働いている法人はどうなのかって、ちょっと考えると分かりますよね。僕が以前勤めていた職場なんかは、経営者が野心の塊のような医者だったので、努力次第で大幅な年収アップに期待できる職場でした。ここ数年の間に、かなり年収を上げた人も数名いるようです。
年収に拘らない介護士さんもいるでしょうけど、意識高く年収をドンドン上げていきたいなら、成長の見込みがある法人に目を付けて、アタックしてみるのが良いかもしれません。
最後に
今日の内容は介護士に限った話ではありませんけど、『ここにいちゃマズイかも…』と思う職場で働いているなら、何かしら行動は起こした方が良いかもしれませんね。
これは昨日の僕のツイートなのですが↓
稼ぐ系の発信してる人が増え過ぎて、ウザくなって、『稼ぐ系アレルギー』を発症している人が多い。そのアレルギーは危険。稼ぐ事は実際大切。発信者と発信している内容をセットで嫌うのは危険思考。
— ハレくん (@harekunoku) 2020年1月7日
これから、稼げる系の情報がネット上に益々増えてくると思います。詐欺紛いな情報もあれば、まともな情報もあると思うので、自分にとってためになる情報の収集は、アレルギー反応を示さずやっていくべきかなと思います。
当ブログでは、よく分からない怪しい情報はシェアせず真っ当にやっていこうと思っているので、今後もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
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