こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
今日の記事は、一部批判もされそうな内容になります。
介護士による利用者虐待のニュースを時々目にしますけど、虐待が起こる原因の1つは、介護士の介護の仕事に対する価値観にあると僕は思っています。(原因の1つね)
介護の仕事はビジネスである
結論から言うと、介護の仕事をビジネスだと捉えると、多分虐待は減ります。(保険をかけて多分て言う奴)
ビジネスとは何ぞやって、物やサービスを必要な人に届けてお金を貰う事ですよね。
悪どい金儲けをする人が多すぎて、ビジネスって言葉のイメージが悪くなってる感はありますけど、真っ当なビジネスはジャムおじさん並に正義です。ジャムおじさんは、パンを売って生計を立ててるはずです。やり手です。
介護も同じで、介護が必要な人に介護を届けて、我々介護士はお金を頂いているので、何をどう考えても介護もビジネスです。
でもなぜか、介護をビジネスと遠ざけようとする人が介護業界には多いんです。特に教育する立場の人。なぜでしょうか。(そう言っとくと神格化されやすいからだと思う)
介護はビジネスではなく人助けという価値観を最初に植え付けられると、自分は利用者を一方的に助けてあげているという勘違いを引き起こす人もいるんです。
この価値観て、利用者さんに対して上から目線になる場合がありますよね。『感謝しろよ』みたいな。利用者さんに初対面からタメ口の人とかまさにそのタイプだと思います。
でも実際、一方的に助けてあげている訳ではありまセン。
利用者と介護士は対等の立場
利用者さんは今まで税金を納めてきてますし、1割2割ではあるものの、介護の利用料金も支払ってますよね。別に国に全額負担してもらっている訳ではありません。介護サービスを受ける権利を獲得しています。
その中で、介護事業所を選んで、介護サービスを購入してくれていますと。それで僕たちは収入を得てますと。
これがビジネスじゃなくて何なの?って僕は思うんですよね。
『介護は「ありがとう」と言ってもらえる仕事』というのが魅力の1つとしてよく挙がりますけど、利用者さんに対してもありがとうです。
僕は利用者さんの家から帰る前に、必ず「ありがとうございました」と言います。大切なお客様だと思っているので。
こうやって、ビジネスとして捉えるとお互い様精神になるので、『助けてあげている』なんて上から目線な心境にはなりません。
『助けてあげている』という感覚で仕事をしていると、イライラする頻度は確実に増えます。
何かあると、『いつも良くしてあげているのに!恩知らず!』的な感覚になってしまうからです。
利用者に対する不満が爆発した時、虐待が起こる危険性もMAX値に到達すると思うので、利用者に対する不満を溜めないための策の1つとして、介護をビジネスとして捉えるべきなんです。ぶっちゃけその方が気も楽です。
暴力や凶悪な理不尽にも耐えましょうみたいな事を言ってるんじゃないですよ。お客様だからといって何やっても許される訳じゃないので。
ただ、立場を勘違いしてしまって、利用者さんに対して支配的な思考にならないように、相手はお客様である事を意識しようという話でした。
最後に
すみません、最後にちょっと宣伝させて下さい。
僕は『介護士@コミュニティ』という月額500円のオンラインサロンを運営しているんですが、最近になってサロン運営のコツを掴みつつある気がします。(ちょっと何言ってるか分からない)
オンラインサロンと聞くと、オーナーがただひたすらに発信しているようなイメージがあると思うんですが、そういった宗教要素は全く無いので、事業所別の情報交換等に役立てて頂けそうな方や、サロンにご興味のある方は是非、参加ご検討下さい。現在の参加者数は約110名です。
珍しく押しの営業をしていますが、日本最大級の介護系コミュニティにするつもりなので、頭の片隅にでも、当サロンの存在を置いておいてもらえたら嬉しいです。
コチラ、サロンURLです↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/399911
という事で、おやすみいきなりタメ口の人。
【退職・転職(就職)を考えている方にオススメ記事↓】
これまでに紹介した介護士専門の転職(求人)サイトまとめ - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
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もやってます。下にあるプロフィールの所に各SNSのリンクを貼っていますので、そちらもよろしくお願いします。