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【警告】介護士の方は絶対にやめて下さい【仙骨座り】

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気温35度。上着2枚。あると思います。

 

こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

先日Twitterでは呟いた内容なんですが、介護士が絶対にやってはいけない事ランキング第一位を今日は共有していきます。

 

Twitterで呟いた内容というのがコレです↓

 

 

この記事では、仙骨座りの危険性について掘り下げて書いていきます。危険性が色々あります。そしてこれが癖になっていると最終的に腰がチぬので、その危険性を遺伝子に擦り込んでいってもらえたらと思います。

 

では行く。

 

仙骨座りを続けているとどうなるか

貼り付けてあるツイートに書いてある通り、仙骨座りとは、『椅子の背もたれにもたれてお尻を前に出して腰で座る座り方』の事です。

 

この仙骨座りが身体に及ぼす悪影響が多過ぎるんですが、まず第一に①腰痛の原因になります。腰椎のカーブを変えてしまうからです。ドクロが歪みます。

 

介護士やってる時点で腰への負担が大きいのにその上仙骨座りまで癖になっていると、その内腰が終わります。椎間板ヘルニア一直線なので、椅子に座る時は深く腰かける事を意識して下さい。

 

そして②猫背になります。背骨のS 字カーブが崩れてしまうからです。介護業務は前屈みの姿勢で行う仕事が多く、ただでさえ猫背になりやすいのに、その上仙骨座りまでやっちゃってると猫背通り越して猫になるかもしれません。背筋を伸ばしましょう。

 

更には③肩こりの原因でもあります。介護士さん仕事柄肩こる人多いですよね。仙骨座りは腰椎のカーブや背骨のカーブを変え身体を歪ませてしまうため、突然肩こりも悪化します。

 

腰痛持ちで猫背で肩こりが酷い方、普段椅子に座る時に仙骨座りになっていませんか?なってますよね。仙骨座りが原因でまともに歩けなくなり、5年のリハビリを要した例もあるので、人生を無駄にしないよう姿勢は正しましょう。

 

また、背中から腰が丸くなってくる事によって④自律神経にも悪影響を及ぼすので、不規則な勤務で普段から自律神経乱れがちの介護士にとって仙骨座りは最悪座りです。

 

仙骨座りの治し方

仙骨座りの治し方なんですが、そんなもんある訳なく、椅子には深く腰かけ、背中を丸めないよう意識するしかありません。意識するだけで治ります。

 

何を隠そう僕も以前は仙骨座りのプロフェッショナルで、仙骨座りの世界大会で優勝するほどの実力だったんですが、治しました。マジでやめました。無意識になってる時ありますけど、『ハッ』と気づいて直ぐやめます。

 

仙骨座りって座っていて楽に思いがちですが、姿勢良く座る方が楽ですよ。後の疲れが全然違います。のちの疲れが。

 

高齢者の仙骨座りは更に危険

介護施設の利用者さんが仙骨座りになっていないかも注意して見る必要があって、背骨の棘突起や仙骨部分に集中的に圧力がかかると、皮膚剥離になり褥瘡ができやすくなるんです。

 

高齢になり筋力不足になると仙骨座りになりやすいので、クッションを上手く使用したり、その都度姿勢を直してもらう等して、身体に負担がかからない座り方で過ごしてもらいましょう。

 

また、誤嚥リスクも上昇します。仙骨座りだと食事に適した顎を引いた姿勢がとりづらく、食べたものが気道に入りやすくなるからです。おまけに便秘の原因にもなります。

 

良い事が一個もない。それが仙骨座りです。

 

まとめ

ご説明した通り、介護士にとって仙骨座りは危険過ぎるので、座る時は正しい姿勢を意識してもらえたらと思います。普段から猫背気味の人は、反りくり返ってるつもりで丁度良いくらいです。皆で反りくり返りましょう。

 

それでは今日はこの辺で。おやすみ猫。

 

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