こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
介護業界の離職率大改善
良いニュースが出てました。介護職員の離職率が過去最低で全産業平均を下回ったというニュースです。(なんだとぉ!?)
介護職員の離職率→13.1%
全産業平均→15%
ソース↓
介護職員の離職率が最低に 全産業平均を下回る=介護労働実態調査 | 介護ニュースJoint
このニュース見てどう思いましたか?
僕は率直に、「働きやすい事業所が増えてるんだろうな」って思いました。
SNSなんかを見てもよく分かるんですけど、職員の待遇を良くする事しか考えていない経営者の方が増えてます(自分の事は後回し)。
そうしないと人材確保ができないからで、そういう事業所に就職すると『辞めよう』とは中々ならないですよね。
他の介護士さんの意見
そのような介護事業所が離職率を鬼のように引き下げているから、全体的な離職率がここまで下がったんだろうと僕は思ったんですが、脳みそが違うと分析も変わるもので、他の介護士さんの意見ではこのようなものが見られました↓
①「辞める人が辞めて続ける人が残っただけで、新人の離職率は変わらないのではないか」
②「人手不足過ぎて、辞めたくても辞められない人が増えてるんじゃないか」
これも両方考えられますよね。離職率よりも、『なぜ離職率が低くなっているのか』の方が大事な情報なので、そこについても調べて欲しいところです。
離職率低下のリアルな理由
と思ったらちゃんと調べてくれていました。令和五年度介護労働実態調査資料の9ページ目にて、離職率低下理由の分析結果が見えます↓
これを見て、以下の流れで離職率が低くなったのかな〜って感想になりました↓
①採用基準が上がった(誰でもかれでも採用しない)
↓
②賃金・待遇の向上
↓
③業務負担の軽減
↓
④①〜③により人間関係が良くなった
離職率が低下した理由として、「人間関係が良くなったから」との回答がぶっち切りで多い訳ですけど、待遇の向上や業務負担の軽減により働きやすくなった事で、皆の心にゆとりが生まれた結果、全体的に人間関係が良くなっているのかもしれません。
このデータだけ見るとそういう結果に見えますよね。
ブラック事業所の消滅は近い
離職率の低いホワイトな介護事業所が増えているという事は、そういう事業所に人が流れていくスピードが加速するので、ブラックな事業所がドゥンドゥン無くなっていく流れでもありますよね。
ホワイトに吸収されて、中〜大規模なホワイト組織が沢山できていくと良いですね(国の狙いはこれ)。
まとめ
「吸収」と聞くと、セルとか魔人ブウが思い浮かびます。
おやすみセルジュニア。