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老人ホーム転落死事件 元職員に死刑判決が下された事について

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こんばんは。ハレくんです。

 

今日は、川崎市の老人ホーム転落死事件の犯人に死刑判決が下された事について書いていきたいと思います。

 

 

老人ホーム元職員に死刑判決

川崎市の老人ホームで、利用者3人をベランダから投げ落とし殺人罪に問われていた25歳の男に死刑が言い渡されました。この25歳の男、ずっと無罪を主張していたそうですが自白した際の映像が証拠となり死刑判決に至ったそうです。

 

この事件に対して、介護職員の待遇が悪いからこのような事件が起こるんじゃないかという声も聞こえてきました。確かに介護職員の処遇改善を訴えていく事は大事だし、精神的に追い込まれている介護職員が多い事も事実。でも、この事件に関しては介護士の待遇が悪い事と結びつけない方が良い気がします。

 

まず殺害の方法ですが、一人はパイプ椅子に立たせた後で突き落とし、二人はベランダの柵に手をつかせ両足を持ち上げて転落させています。この殺害の仕方を見てまず思ったのが、この犯人、犯行中冷静なんですよね。カッとなって犯罪を犯すという事もあってはならない事ですが、この犯人からは人間性が感じられないんです。ずっと無実を主張していたあたりからも「悪いのは待遇、俺は悪くない」といった心理が伺えます。精神的にかなり追い込まれていたのかもしれない面に関しては同じ介護士として思う事はありますが、待遇だけが悪いというこの思考もまた危険な思考なんです。

 

殆どの介護士が、待遇が悪くキツい仕事内容で一時感情的になる事はあっても、そういった感情を抑えながら頑張っています。介護士は、自分と利用者の感情をコントロールするプロです。この老人ホーム転落死事件が起こった原因が、介護職員の待遇が悪いから―という理由だとすると、上で述べたように感情をコントロールしながら頑張っている優秀な介護士まで犯罪者予備軍だという事になってしまいます。

 

最後に

心の中は自由。どんな感情を抱いていても責められるべきではないと思う。ただ、感情をコントロールできるできないの差はあまりにも大きいんです。

 

僕は、介護職員の処遇改善に関してはまた別の角度から切り込んでいこうと思います。

 

おやすみなさい。

 

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