こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
介護業界は国がコントロールする業界なので、ニュース系の情報は追って見ていかなくてはいけません。
ニュースを見ていないと、これから介護業界がどうなって行くのかとか、どういう事業所で働くべきなのかという事が何も分からないですからね。
ただ、なんでもかんでもニュースにはなりません。例えば、厚労省のHPなどを覗かないと得られない重要な情報もあったりします。
あんな細かい文字だらけの厚労省のHPを見るくらいだったら、家のドアを5時間磨く方がまだ有意義だと思うので、皆さんの変わりに僕が見ます。そして内容を共有します。皆さんは心置きなくドアを磨いていて下さい。
という事でこの記事では、介護職なら知っていないと報われない、損しかしない、重要な情報をお伝えしていきます。
では行こう↓
事業所別の平均給与額の差
介護業界は一括りにはできません。施設や事業所の種類によって平均給与が全く違います。
特養と小多機ではホタテと自転車くらいの違いがあるし、老健とグルホではポッキーと大根おろしほどの違いがあります。
SNSで何度も呟いているんですが、呟くたびに、「そうだったのか!」という反応が多くありますし、自分とは違う種類の事業所に勤めている介護職の方に対して、「そんなに給料貰ってて羨ましい!自分の所安過ぎ!」みたいな事を言っている人があまりにも多いんです。
しかしこうなってしまうのも無理ありません。
給料の話なんてマナー的にしないので、情報として広がりにくいですからね。
介護施設・事業所の平均給与はこの順番で高くなっています↓
①特養
②通所リハ
③老健
④特定施設入居者生活介護(有料など)
⑤介護医療院
⑥訪問介護
⑦グルホ
⑧通所介護
⑨小多機
令和3年のデータですが、厚労省のHPに分かりやすい表があるのでソースとして貼っときます↓(今はもう少し底上げされている)
①の特養と⑨の小多機、どちらも夜勤がある形態ですが、表を見ると平均月給にして60,650円の差があります。売上の限界値が全然違うので、これくらいの差が開くのは当たり前なんですが、月6万なので大きいですよね。夢グループのウォーターサーバーが6個買えます。
この事実を知らずに、「特養勤務のあの人よりも私の給料は6万も安い!」と嘆くのって、流石に報われなさ過ぎですよね。
知っていて嘆くのなら只の愚痴なので良いんですけど、知らずに嘆くのは情弱狩りに合っているのと同じです。
職場の選び方
介護職が職場を選ぶ時に、介護業界全体を見て選んではいけないという事です。ある程度絞って選ぶ必要があります。
給与だけで選ぶなら、そもそも特養か老健を重点的に見ていくべきだし、夜勤をせずに最大限稼ぐのが目的なら、訪問介護事業所を重点的に見ていくと効率良しです。
例外
ただ例外もあって、デカめの法人がやっている小多機やグルホやデイだと、めちゃ給与高い場合があります。
スケールメリットが働くので、デカい法人の場合は、事業所別の平均給与に当てはめて考えない方が良いです…という話になるので、結局大規模化が進んでいきますね。シビア。
最後に
という事で、 事業所別の平均給与額の差は結構ゴツいですよ〜という話でした。
職場選びの参考にして頂けたらと思います。
以上です!おやすみ夢グループ。