{THE説得モード
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
今日書いていく内容は、タイトルの通り、利用者さんに嘘を見破られないように声かけを行う方法についてです。
介護士やってると、嫌でも利用者さんに嘘をつかざるを得ない場面が多々ありますよね。例をあげなくても分かってもらえると思います。
こんな話になると、利用者さんに嘘をつくなんて悪だ!とグイグイくる方がいますが、認知症のある利用者さんに落ち着いてもらう為につく嘘は介護業務の1つですからね。『嘘をつきたくない』という自分の気持ちを優先していてばかりではダメです。
本当の事しか言わずに一日を乗り切れなんて、仮面ライダーがベジータに勝つくらい無理な話ですから。時には嘘も必要なのです。
という事で、本題に入っていきます!
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嘘は大体バレている
人生経験が豊富な利用者さんに嘘をつくのは本当に難しい事です。嘘をついても、大体嘘だとバレていると思います。なんとなく、『あっ、こいつ嘘をついているな』と雰囲気で感じとられています。長い年月をかけて習得した感というやつです。
なぜ嘘がバレるかって、人間は嘘をついているときにとる行動が共通しているからです。嘘をつかれた経験が多い人ほど、嘘アンテナの精度が増しているという事です。
嘘をついている人の特徴
人が嘘をつく時、多くの人に共通する癖があるのですが、その癖を出さないように意識する事で、疑われる事なく自然に嘘がつけるのではないかと考えました。(悪い事を書いている気分になる)
人が嘘をついている時に無意識にとってしまう行動とは…
①話ながら鼻や首を頻繁に手で触る
②目を大きく見開いて話す
③瞬きが多い
④無駄に喋る
⑤接し方が普段とあからさまに違う
大きくはこの5つです。この5つの仕草、行動が、話している相手に『怪しい…』と思わせているのです。
僕達介護士が特に注意すべきは⑤です。何かしら利用者さんに納得してもらおうとしている時、教科書通りの説得の姿勢で試みてしまいますよね(笑)僕はあれをTHE説得モードと呼んでいますが、あれ逆に怪しいですからね。不自然です。
まとめ
つまり嘘を交えながら声かけする際に、意識する事は…
①話している時に顔や首を触らない
②話している時に目を見開かない
③あまり瞬きをしない
④無駄に喋らない
⑤普段と同じ態度で接する
という事になります。この5つを意識しながら喋ると自然なふるまいができるはず。僕もそうしてみます。
最後に
誰だって嘘なんてつきたくありませんが、介護の仕事に嘘は不可欠なものです。嘘が利用者さんの心の安定に繋がる事もありますし、嘘がダメだと言われると介護士の身ももちません。言うは易しです。
どうしても服薬してもらえない利用者さんに対して、白衣を着て医者っぽく声かけしてみるとスッと服薬してもらえた事が多々あった。
— ハレくん (@harekunoku) 2019年1月30日
高齢者の方にとって、医者という存在はプライスレス。(大臣クラスの政治家も)
必要な嘘もあります。
おやすみなさい。
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