こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
介護士やってると、利用者さんから、「もう生きていたくない」とか「早くお迎えが来て欲しい」とか、そういう事を言われる事がありますよね。
こういう時、どう返事をすれば良いのか悩んでしまうと思います。
『そうですよね』って共感するのも変だし、『そんな方言わないで下さい』って言うのもなんか否定的です。
簡単にスルーできる内容でもありません。
有効な言葉かけ
じゃあどうすれば良いの?って話なんですけど、割と有効なのが、ユーモアを交えたポジティブな言葉かけです。
「ここまで来たら150歳までいきましょう!」みたいな。
こういった言葉かけは、その場の雰囲気を115度くらい変える効果に期待できます。(180度変えるのはちょっと厳しい)
単純なポジティブ&ネガティブ共感は微妙
「〇〇さん、今の調子で元気で長生きして下さいよ!」みたいな、ただポジティブな声かけは、若い人間に言われても説得力がありません。
「そうですよね。思うように体を動かせないのって辛いですよね」みたいな、ネガティブに共感する姿勢を見せるのも、自分の辛さを再自覚させて、更に落ち込ませてしまいます。
なので、ポジティブなユーモアで乗り切るのが最善策という事になるんですね。
支援する側が暗い雰囲気に呑まれないためにも、利用者さんがダークサイドに落ちてしまわないためにも、ポジティブとユーモアの組み合わせを上手く活用していくと良いと思います。
死にたい気持ち自体を否定しない
たまに、死にたいという気持ち自体を否定してしまう人がいます。
「生きたくても生きられない人だっているんですよ〜」
みたいな感じで。
これは本当によくないと思います。
生きたくても生きられない人がいるのと同じように、死にたくても死ねない人もいる訳です。
人は、考え方の所を否定されると、自己嫌悪のようは感情を抱いて逆効果になってしまうので、死にたい考え方自体を否定するのはやめておきましょう。
それに利用者さんも、四六時中死にたいと思っている訳ではなく、その時そんな気持ちになっているだけなので、ユーモアでその場の負の雰囲気を流す事ができれば、また笑顔が出始めます。
まとめ
記事の通り、利用者さんに負の発言が見られた時は、ポジティブ+ユーモアが効果的な場合が多いんですが、百発百中という訳ではありません。
その人の性格、生活歴、その時の状況によっては逆効果となってしまう場合もあるので、発動するタイミングは見極めるようにして下さいね。
それでは今日はこのへんで。
おやすみ150歳。
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