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【天国と地獄】介護施施設・事業所の当たり外れが激しい理由

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ベッド上げる暇ないから低いままオムツ交換して腰痛めがち。あると思います。

 

こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

このブログの読者さんはSNS等でも介護関連の情報をチェックされてると思うので分かると思うんですが、介護施設や介護事業所って当たり外れが超激しいですよね。介護士さん的にも利用者さん的にもです。

 

給料の面でも待遇の面でも、『良い所は良い!悪い所は悪い!』という感じで二極化気味です。それは他の業界も一緒なんじゃないの?と思うかもしれませんけど、介護業界は格別顕著です。パチ屋くらい顕著です。

 

という事で今日は、そうなっている理由について解説していきたいと思います。

 

では行く。

 

割と生き残れる

結論から言いますと、介護施設や介護事業所は供給に対して需要がかなり大きいため、そう簡単に潰れません。やり方が汚くても生き残れてしまう可能性が高めです。安い給料払ってサービス残業させて待遇悪くしてサービス品質を落とせば高確率で存続はできてしまいます。これが二極化の根本原因です。仕事自体は取りやすいんです。

 

特養なんて、申し込んでもいつ空きがでるか分からない状況の地域が沢山ありますからね。ジャニーズのライブかと。どんだけ需要あるんだって話です。

 

「介護は食いっぱぐれない」なんて、個人の発言もよくありますが、これは事業所をやってる側とて同じです。『食いっぱぐれない人たち』が集まってるんですから、食いっぱぐれないんです(真理)。

 

勿論例外もあります。訪問介護事業所や居宅の事業所に関しては、参入障壁が低い分、バンバン増えてバンバン潰れる現象が起こります。『思ってたんと違う』という理由で廃業を選択する人も多いです。

 

そんな感じで、他の業界に比べて仕事が取りやすいがゆえ、ブラックな運営をすれば継続できてしまい、結果的にブラックな施設・事業所が生き残りやすい。というのが当たり外れの激しい原因という事で、仕事を取る事以外の事が上手くいっていないと、ブラック化しやすいという事です。

 

ブラック化の条件

仕事を取る事以外の事とは、例えば、『人材確保』や『低い離職率を維持する事』です。仕事が取れるからと言ってココがダメだと働く側と利用する側は地獄になります。世紀末です。愛は取り戻せません。

 

特に離職率が高い職場なんかは無駄にコストがかかりまくっているので、給料低くなるし仕事忙しくなるしスキルアップどころではなくなるしで、マジで良い事が1個もありません。あべし!

 

ただ書くのは簡単で、実際やるのはかなり難しいんですけどね。職場関連のSNSアカウントで数千フォロワーでもいけば、SNS経由で相当な人材確保が見込めると思うんですが、それもかなりのコミット量が必要になりますし、リスクもあるので難易度は高いです。

 

つまり結局の所、介護事業だからといって経営手腕的な結果が出せない所は外れという事になります。

 

人を見る目と営業努力

人材に困らない離職率の低い職場って人間関係が良かったりしますけど、それはたまたまそうなっているんじゃなく、そこの経営手腕がゴツいんです。剛腕です。ラ王です。

 

役職を付けるべき人を見る目や、最大限の賃金を出せる営業努力をやってます。自分がある程度満たされていないとマトモに人の支援なんて出来ないって事を分かっている人が上に居ないとシンドイですからね。役職者の人間性が終わってる所なんて100%外れです。あと、テキトーにやってても仕事が取れる状況にアグラをかいていないって事でもあるんだと思います。

 

これまで6年間介護士さん向けの発信を続けてきて、色々お話させてもらった中での体感では、当たり3割・普通2割・外れ5割って感じでしたので、このブログの読者さんが当たりの3割を引き当てられるように、これからも色々勉強して発信していきたいと思っているので、今後もよろしゅうお願いいたします。

 

今日はこれで終わります。おやすみラ王。

 

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