来月の電気代が心配。あると思います。
こんばんは。羽化しだちのセミがひっくり返っていたら必ず起こしてあげる、介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
唐突ですけど、現場で働く介護士と上層部基本的に分かり合えません。ここで言う上層部とは、管理者とか施設長とか、運営側寄りの人たちの事です。上層部だけじゃなくて、ケアマネや相談員とも基本的には分かり合えません。(怒られそうな事を言う)
皆が上手くいってるところもあると思うんですけど、お互いに不満を抱えている所が殆どだと思います。しかしこれ、人間心理的に仕方なくて、『どっちが悪い』という問題ではないんですよね。
という事で今日は、現場で働く介護士と他ポジションの人が分かり合えない理由について解説していきたいと思います。この理由を理解しておく事で、腹が立つ頻度が減り、立場の違う人の事が多少許せるようになって、今よりも職場の人との関係性が良くなる事は間違いありません。
では行きましょう。
ストレス量の違いで余力が変わる
先日、こんなツイートをしました↓
介護現場で週5日働くのと週2日働くのとでは心の余裕が超変わる。週2の人は『もっとできる事はないか』と仕事を増やそうとし、週5の人は『これ以上仕事が増えたら困る』と仕事を減らそうとする。現場で浴びるストレス量が違うからそうなる。現場は週3くらいが最もパフォーマンスを発揮できるという事実
— ハレくん (@harekunoku) 2023年7月20日
このツイートに全てが詰まっているんですが、役割ごとのストレス量の違いが原因で、職場の役割が違う人たちとのすれ違いが起こります。現場に少ししか入らない人と、現場に沢山入っている人とでは、現場から浴びるストレス量の差が大きいため、現場で頑張れる余力の幅が全然違うんです。
もちろん逆もしかりで、例えば現場の介護士が相談員に対して、『もっとやれよ。もっとできるだろ。』と思っていたとしても、相談員からすれば相談員業務から浴びるストレス許容量が限界値ギリギリで、『これ以上は勘弁してくれよ…』って思い詰めていたりします。
これ筋肉痛と一緒で、筋肉痛を抱えている状態での筋トレってキツいですよね。腕立て伏せ10回くらいでヒィヒィ言ってると、『もっと頑張れよ!』って言われると思うんですが、本人からすれば『今筋肉痛なんだよ…』って感じになると思います。(昔から例えが下手なんよ)
筋肉痛もストレスも目に見えないものなので、周りは『もっとやれるだろ!』と思っちゃいますけど、本人からすれば、ストレスとも相談して調整しながらやっていかないと心身が持ちません。だから分かり合えないんです。仕事はそこまで無理しなくて良いです。
例えばこんなのもよくありますよね。『施設長は綺麗事ばっかり言ってるけど、現場は付いていけませんよ。』みたいな。これも、施設長は現場にあまり入らないので、現場の理想を語る心の余裕があるだけなんです。観客が「いい加減打てよ!」ってプロ野球選手に言ってるようなもんです。
勿論、施設長には施設長にしか分からないストレスがあるんですが、現場に対して理想を語るのであれば、自分も皆にとって理想の施設長になろうとしなければ筋は通りません。オデンも筋肉抜きにして下さい。
理解していれば分かり合えなくて良い
結局何が言いたいかって、別に分かり合えなくても良いんです。ただ、この記事で書いてある事が頭の片隅にあれば、『伝え方を工夫する』だとか『理解できた分だけ許せる』という事に繋がると思うんですよね。
毎日穏便に過ごすに越した事はないので、相手のストレスにも注目しつつ、穏やかな気持ちでやっていきましょう。仏。
同じ仕事を週5でやるってどうなの?
僕思うんですけど、週5で同じ仕事をする現代社会の常識ってちょっとオカシイと思いませんか?(現代社会って言葉にハマりそう)
例えばですけど、週5で働くなら2.5日づつ違う仕事をした方がパフォーマンス上がって生産性も上がりそうな気がするんですよね。2.5日づつだと専門性も担保されると思いますし。
楽しい事も週5でずっとやってたら楽しくなくなります。散歩だって毎日同じルートじゃ新鮮さが無くて楽しくありません。
それに職場が2つあると、どちらかの職場環境が満たされていれば、満たされてない方の職場環境に居る時の辛さが半減するような気もします。まぁこれは現代社会的に難しいですけど、個人事業主(フリーランス)として独立できれば可能です。頑張ってみるのもありかもしれません。
という事で、職場で働く介護士と上層部が分かり合えない理由についてでした。
おゆすみソフトシェルゼミ。
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