こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
僕は分かったんです。量子力学が示した世界の本質が。じゃなくて、多くの介護士が理想とする働き方、求める職場像が。
僕は介護士なので周りに介護士さん沢山いますし、SNSフォロワー2万人近く居ますし、公式LINEの登録者も1700人くらい居るので、最も介護士の話を聞いた男ランキング138位以内には入ると思っています。
その中で、『皆こんな職場でこんな働き方がしたいんだな』という理想が分かってきたので、今日はそれについて共有するのと、その理想を持つことの注意点について独断と偏見で話していきたいと思います。
早速行きましょう。
多くの介護士が理想とする働き方と求める職場像
こんな感じを理想とする介護士さんが多いです↓
①成長できる(学びがある)
②業界内で中〜高水準の給料が得られる
③役職は持ちたくないが信頼できる上司がいる
④職場の人間関係は悪くない
めちゃくちゃマトモな思考と言いますか、現実も踏まえた上での理想という感じですよね。『成長できて、そこそこ給料貰えて、重い責任を感じずにそこそこ平和に働きたい』という、ごく普通の人類らしい希望です。(人類)
転職を考えている介護士さんの転職理由の殆どが、❶今の職場で学べる事が無い(成長できない、❷給料が低い、❸役職が付いてから仕事がツラい、❹人間関係が悪い、なので、この逆が理想という事になると思います。
マトモな理想なんですが、①と③に関しては注意点というか、僕が柳葉敏郎の顔で『ん〜』と思った事があるので、それについて話していきます。
成長は誰かにさせてもらうものなのか
介護士のような専門職の人は、学びが無くて成長できない職場は辞めるべきだと僕も思いますし、役職を持つとシンドい事の方が多いので役職を持ちたくない気持ちも凄く分かります。分かりみマリアナ海溝。
ただ、自分の成長を上司に委ねている節がありませんかと。上司がダメな時点で自分は成長できないと思っている部分がありませんかという疑問が生まれました。(ピヨピヨ)
「学びが無いから辞めます」と聞いても何も思いませんけど、「上司がダメで学べないから辞めます」という意見をたまに聞いた時は、「それは違う気が…」と思ってしまいます。
成長は誰かにさせてもらうものという認識では伸びにくく、受け身の姿勢で成長するのはどう考えてもムズイです。球が来るのを動かずに待つ野手って感じになるので。
優秀な人と一緒にいると確かに成長できますが、成長意欲があれば優秀な人が周りにいなくても成長できます。
例えば、質の悪い職場に居たとして、利用者対応が雑で、上司もダメダメで、考える力の無い人が集結しているような職場で仕事をしてみると、ダメな事への気づきが半端なく得られます。受け身だと気づけません。成長意欲がないと気にならないからです。
雑な利用者対応、役職者としてやるべき事ができていない事、考えずに仕事をしているから流れ作業になっていて職場が今以上に良くならない、等等、こういった事への気づきって、学びですし成長ですよね。失敗を目の当たりにしている訳なので。
成長すると不満が溜まっていく
ダメな職場に居ながらも成長していく人は、職場に対する不満がドンドン溜まっていきます。ダメな事への気づきが原因のストレスが溜まっていくからです。成長意欲の無い人に不満は溜まりません。
その不満が限界点に到達した時に、転職などの行動を起こす人が多いんですが、その時には自分の頭の中に『ダメな事データバンク』が出来上がっているので、自分でも気づかない内にレベルが相当上がっています。
これはダメな人を反面教師にして自分の成長に繋げられた結果で、成長に対して受け身じゃなかったからこその収穫です。成長できる人って、別に何処にいても誰といても成長できるんですよね。悟空。
つまり言いたい事は、『上司がダメだから自分は成長できない』みたいに、簡単に成長する事を諦めてると、何処に行ってもさほど成長出来ませんよという事です。分かりにくかったかもしれませんが、伝わりましたかね…。
最後に
僕思うんですけど、「この職場では成長できないから辞める」と言ってる人の半分以上は、「この職場では自分しか成長できないから辞める」という表現の方が正しいんだと思います。
チームでやる仕事において自分だけ成長するのってマジで面白くありませんからね。
という事で、多くの介護士が理想とする働き方と職場像について・成長についてでした。一緒に頑張っていきましょう。
おやすみデータバンク。
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