介護職員の戦闘力が上がるブログ

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【妥当】来年2月から介護職の給料が月6000円上がる見込みだがイライラする

こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

非常〜〜〜にムカついております。北斗神拳を独学で習得しようかなと思うている次第であります。有情の拳は使いません。僕が何にムカついているかの詳細は記事後半でお伝えします!

 

2月から介護職員の賃金が月額6000円上がる見込みなので、先にそれについての現状をお伝えします。良いニュースなのに最終的にイライラさせてくれるので、介護士仲間の皆さんには是非読んでもらいたい内容です。

 

行こう。

 

月6000円の賃上げが来年2月から実施

来年2月から介護職員の賃金が6000円UPする見込みです。まだ案の段階ですが、最終調整に入っているそうなのでほぼ決まりです。多少額が変わったり、実施時期が遅れたりする可能性が少しはあるかな?といった感じです。

 

賃上げがされる理由は、他業界への人材流出を防ぐためとの事でした。物価が高騰しているからといって、介護業界は他業界のように商品の価格を勝手に引き上げる対応が出来ないので、国が報酬を引き上げる形となりました。

 

相談員やケアマネなど、現場介護士以外の職種の人はどうなのかとか、一律6000円上がるのか、10000円上がる人もいれば500円しか上がらない人もいるのかとか、パートはどうなのかとか、事務負担はどんなもんか、など、その辺の詳細はまだ出ていないので、出てき次第Xでのポストやブログにまとめるので、チェックをお願いします。

 

批判意見が目立つ

これについてネット上では、『たったの6000円!?ふざけるな!』『6000円で人材流出抑止に繋がる訳ないだろ!』『時給40円て…介護職を舐めすぎ』などなど、批判意見の方が圧倒的に多く、それはもう大荒れです。台風17号はコレで良いかもしれません。

 

介護職の賃金が月平均6000円上がった時の賃金上昇率は2%なので、まぁ低いですよね。今年の春闘で賃上げ率が全産業平均3%台と高水準だった事を考えると、かなり控えめな賃上げと言えるので荒れるのも仕方ありません。

 

個人的に思ったこと

僕はこのニュースを見た時、『素敵やん』って思ったんですよね。その理由は2つです。

 

ひとつは、2024年の介護報酬改定で報酬が上がると予想している派なので、それとは別で6000円上げてくれるならウェルカムトゥーザ6000YENという感想でした。もしこれで事務負担が激増なんて事になると、「改定の時に一緒にせいや聖闘士星矢!」という感想を追加する予定です。

 

もうひとつは、賃金の上がり方が理想的というところです。6000円稼ぐのって割と大変で、時給1500円だと4時間も働く必要がありますし、収入を増やすための新たな取り組みが失敗するとマイナスになる事だってある訳ですが、今回6000円上がるからといって、現場介護士は余分に働かなくて良いですしノーリスクですよね。

 

この収入の上がり方が1番良いんです。額は大した事ありませんが、上がり方は良しです。

 

厚労相発言→「6000円増が妥当」

そんな感じで、素敵やんと思ってはいたんですが、今は全然素敵だと思っていません。「600万よこせ」というカツアゲ思考になっています。

 

カツアゲ思考になっている理由がこのニュースです↓

「月6千円程度が妥当」 介護職の賃上げめぐり、武見厚労相(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

記者団の質問に対して武見敬三厚生労働相は、「(賃上げ幅は)6千円程度が妥当」と回答しました。「な、なんだとぉ!?」って感じですよね。

 

「6000程度が妥当」という表現は流石に舐めすぎですし、相当見下していないとできない表現です。これには産まれた時から人に飼われている犬のように怒らない僕でもムカつきました

 

ナウでは、『月6000円如きで妥当な訳ねーだろ』って思ってます。毎月の6000円が介護業界残留の決め手になる人なんて1人もいませんよ。(圧倒的手のひら返し)

 

このように、『妥当』という表現をした事によって更に報酬UPを訴える人が増えるので、よくぞミスってくれましたという気持ちもあります。

 

しかし、「君たちは僕の支配下だ」と言わんばかりの発言で、非常にクソボケです。自分が給料を払う立場だったとして考えみて欲しいんですが、従業員の人に、「給料はこれくらいが妥当」なんて言えますか。少しでも感謝の気持ち等があれば言えないですよね。

 

介護業界を見下している人が介護業界の方向性を決める立場にいる事に違和感しかありません。収入は介護報酬からだけじゃダメだなと再確認です。

 

【NEW】武見敬三厚生労働相は今日20日の閣議後記者会見で、「月6000円程度が妥当」と発言したことに対し、「(賃金の)改善を図ること自体が妥当だという趣旨で申し上げた。金額の是非を申し上げたつもりはない」と説明。ちょっと何言ってるか分かりませんでした。

 

腹立つ事シリーズ

最近あともう一個腹立つ事がありまして、介護士が利用者さんの介助中に「よいしょ」って言葉を使うと虐待認定される場合があるというのを最近知りました。

 

『よいしょ』は重い物を持つ時に使う言葉なので介護現場では使わないようにしようという事だと思うんですが、そんなアホみたいな事を考える暇があるなら訪問介護の一件でも回ってこいという気持ちに正直なってしまいました。

 

そんなクソの役にも立たない話し合いが行われている最中、高齢化社会を回してるのは介護業界人ですからね。勘弁してくれよって感じです。

 

とりあえず、「よいしょ」の代わりに使える言葉を考えてきたので、この中から決めましょう↓

 

 

最後に

途中少し口が悪くなってしまいましたけど、ちょっとは怒って良いと思うんですよね。現場の事なんてほぼ知らない人たちに、「妥当」とか「仕事中にヨイショって言葉使うなよ」とか言われて何も言わないってのも、抑え込まれ過ぎな気がします。

 

という事で、賃上げ6000円案の行方や介護報酬改定に関する情報は引き続き発信していくので、よければXのフォローなどよろしくお願いいたします。

 

それではまた次の記事で。おやすみ敬三。

 

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