こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
時々感じる事があるんですよね。僕という存在をコントロールしている何者かが、何処かに存在しているんじゃないかなって。宇宙とか、宇宙の外側とか、皆目見当も付かない場所に存在する、人類の上位となる存在が起こした行動の影響を、僕たちはただ受けているだけなんじゃないかって。
その存在が何者なのかについて、僕は考えました。15分くらい考えました。そこで候補としてあがったのが財務省です。
利益率の高いサービスは報酬引き下げか
先日こんなツイートをしました↓
今月の1日に財政制度等審議会という国の会議が行われたんですが、その中で財務省が、『利益率の高い介護サービスの報酬は引き下げるべき』というような事を言ってたんですよね。
これシンドい話で、「介護はどうやっても儲からないように国がコントロールします」と言われているのと同じです。
介護は誰しもが必要とするインフラなので、やってる側が大儲けする訳にもいきませんが、給料が他産業平均よりまだ大幅に低い段階でこういう事を言われるのはキツいですよね。
報酬にしても決まりにしても、国にコントロールされる要素が多すぎるのが介護業界最大のデメリットだと思います。勿論メリットも沢山あるんですが、これはどうにもならないデメリットです。(コントロールする人が大企業を作ったような起業家とかなら話が変わってくるかも)
利益率の低いサービスの報酬引き上げは
介護業界の利益率がどんくらいなのかと言うと、平均で3%くらいです。事業所の種類によってバラつきがありますが、そんなもんです。中でもビックリするのが、デイサービスの利益率の平均が1%しかないという事。(2021年度のデータ)
1%ですよ。ちなみに証券業界の利益率は30%越えです。強過ぎる。
1年間で6,500万円売り上げても65万円しか残らないって、ウシジマくんに金借りてる人より残酷な状況ですよね。利益率の高いサービスの報酬を引き下げろと言うなら、デイサービスなんかの利益率が低い事業所の報酬を引き上げる事も同時に言ってもらわないとって感じです。
利益率1%や4%ごときの業界に目をつけて、そこから更に搾り取ろうなんてイカれてるとしか思えません。金が沢山流れている介護市場から取るのが手っ取り早いのは分かるんですが、もう諦めてどうぞ。
利益率の高いサービスとは
そもそも、利益率の高いサービスの報酬ってなんぞという話なんですが、施設系で高いのは介護医療院で6%前後、居宅系だと訪問介護で6%前後、地域密着型だと定期巡回随時対応型訪問介護看護で8%前後、キーエンスで50%です。
財務省はこの辺の報酬を削りたいんでしょうか?(是非やめて下さい)
他業界の利益率と比べると…
介護業界の平均の利益率は3%前後ですが、この数字を他業界と比べると、実は別に普通なんです。主要産業の平均利益率も3%前後なので、平均です。
だがしかし!介護は売上の上限が近い所にあるので、他業界よりも利益率は高くあるべきです。トヨタ自動車のように、利益率6%で利益2兆5000億とか無理なので。恐るべしトヨタ自動車。
まとめ
まとめると、国にコントロールされ過ぎなところが介護業界最大のデメリットなので、そのデメリットを緩和するためにも、全サービス利益率15%でよろしくお願いします。
以上です。おやすみキーエンス。
【退職・転職・就職を考えている方にオススメの記事↓】
これまでに紹介した介護士専門の転職(求人)サイトまとめ【PR】 - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
Twitter、公式LINE、介護士コミュニティもやってます。下にあるプロフィールの所に各SNSのリンクを貼っていますので、そちらも是非よろしくお願いします。