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【若さの喪失】20代介護士と30代介護士に求められる事の違い

こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

20代介護士と30代介護士に求められる事は全然違うという事を痛感しております。それはもう、X JAPANに求める事とさだまさしに求める事くらい違います。

 

僕がこのブログを始めたのは25歳とか26歳とか、その辺だったと思うんですが、そんな僕も今では30代なので、多分僕だけ早目に時が流れています。この早さはどう考えてもオカシイ。

 

という事で今日は、20代介護士と30代介護士に求められる事の違いについて独断と偏見を交えながら解説していきたいと思います。

 

人物を見られるか仕事を見られるか

20代の頃、利用者さんや家族さんによく言われたのが、「若いのに偉いね〜」というお言葉です。『若いのに人のお世話をするオトナチックな仕事をするなんて偉いね〜』という意味合いで言ってくれていたんだと思います。

 

『20代で介護士』というだけで評価されていた部分が確実にありました。これは僕に限った話ではないはずです。利用者さんからすれば20代なんて子供扱いなので、子供が頑張って働いているだけで一定の評価をしてくれる事が多く、それだけでプラス20点なんです。

 

しかし30代になると、『一生懸命仕事をすべき年齢』『仕事ができて当たり前』『頼りにしている』という認識になってくるので、20代の頃に無条件で得られていたプラス20点が消滅します。(返して!)

 

消滅した20点をどう補うかと言うと、仕事の質で補うしかありません。本物になる必要が出てくるんです。

 

20代は若さに対して注目が集まりますが、30代からは仕事の質に対して注目が集まります。

 

この違いを感知できずに、いつまでも無条件に20点の評価が得られるなんて思っていると、勘違い野郎になる可能性があるので注意が必要です。

 

仕事に対する意識を高める必要性

30代は、これまでより20点分余計に学習して頑張らなければ、これまでの評価を維持できないという鬼門の年齢です。

 

20点て相当キツいですよ。30点満点ですからね!

 

それは冗談ですけど、それくらいの気持ちでいくのが無難です。仕事ができなくて苦しむのは自分ですからね。

 

訪問介護の世界では、利用者さんやご家族さんに、『もう来ないでくれ』と言われたという話もよく聞きます。

 

ヘルパー側に問題無い場合もあるんですが、明らかに仕事ができなくて断られているケースもあります。これちょっとショックですし、気まずいですよね。

 

利用者さんに、「うわ〜コイツかよ…」と思われるよりも、「あなたで良かった!」と思われる方が介護士側としても気持ちよく仕事ができると思うので、30代からは仕事に対する意識を少し高めに持って丁度良いくらいです。20代の内からその意識でやっとくと更に強いですね。

 

介護事業所側に求められる事の違い

介護事業所側から求められる事も、20代と30代で変わってきます。ガソリンスタンドセブンイレブンに求める事くらい変わってきます。

 

20代は基本的に、伸び代とポテンシャルが重要視されますが、30代からは、これまでの実績や身につけてきたスキルも併せて重要視されるので、それをどうアピールするかという事も考えておく必要があります。

 

転職市場では、30代よりも20代の方が有利と言われています。20代が有利な理由は、若さ前職場のカラーに染まりきっていないだろうと判断される所です。

 

『他所の職場のカラーに染まりきっている人がウチに対応できるだろうか?』という不安が事業所側にはあるんですね。

 

なので30代介護士には、対応力の高さや頭の柔らかさも求められる事になります。20代よりも要求が多くてダルいですね。

 

介護事業所の中には、敢えて介護未経験者を積極的に採用する事業所もあるんですが、その理由は、介護業界に染まりきっていない人を採用したいからです。他業界組の人の方がホスピタリティ精神があって良い仕事するパターンがよくあるからだと思います。

 

介護業界って、利用者さんはお客さんという認識が薄いので、ここに疑問を感じている経営者も多いんですよね。染まらないって大切です。

 

まとめ

という事でまとめますと、20代か30代かで介護士に求められる事は変わりますよと。

 

若さへの注目が無くなる分、仕事の質を見られるようになり、実績やスキル、対応力や柔軟さも併せて求められるようになります。という話でした。(だいぶキツい)

 

年々ハードルが上がって大変ですが、一緒に頑張っていきましょう。

 

おやすみまさし。

 

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