こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
介護業界にとって鬼のような朗報が入ってきました。知ってる人は知ってると思うんですが、また介護士の賃金が上がります。賃上げ系のニュースでは、これまでで1番インパクトのあるニュースだと思います。
この記事で詳細をお伝えしていくんですが、最初に分かっておいてもらいたいのが、この朗報、場合によっては悲報になる可能性があるという事です。秘宝伝。
ちょっと何言ってるか分からないかもしれませんが、最後まで読んで貰えるとその理由が分かってもらえると思います。全国の介護職の方に大きな影響がある話です。
早速いきましょう。
東京で働く介護職の賃金がMAX2万6千円上昇
今月4日に東京都の小池百合子知事が、東京都で働く介護職の賃金を月1万円〜2万円引き上げる施策を講じる方針を表明しました。来年度予算案の編成がこれから始まるので、実施は来年の4月以降といった感じです。
ソース↓
介護職の月1万〜2万円賃上げ 小池知事「勤続年数なども考慮」 来年度予算で具体化 | 介護ニュースJoint
ダイナミック百合子です。月2万は流石に思いきりが良いですよね。うまい棒にして月に約1660本なので、うまい棒の生産が間に合うかどうか心配な点です。
一方その頃財務省は…
{利益率の高い介護サービスの報酬を引き下げろ!
はいサヨナラ!
なぜMAX2万6千円なのか
『1万円〜2万円の賃上げなのにMAX2万6千円てどういう事?秘宝伝?』と思った介護士さんも多いと思うんですが、今年2月から国の施策として全国の介護士の賃金が平均で月6千円ほど上昇します。
介護報酬の改定で約6千円上昇する事になるんですが、改定作業が完全に終わるのが6月になってしまい『それでは遅い』という事で、2月〜5月までの間は補助金という形で報酬が支給されます。コレについて詳しく書かれているソースも貼っておきます↓
介護職員の6千円賃上げ 各サービスの補助率公表 厚労省通知 2024年2月分から | 介護ニュースJoint
東京都は、国からの6千円に上乗せという形で、独自で月1万円〜2万円の報酬を介護職に支払う方針なので、MAXで約2万6千円という事になります。
ベジータがキュイと戦った時の戦闘力が24000だった事を考えると、2万6千という数字の凄さが分かりますよね(分かりません)。
ちなみに1万〜2万と振り幅がある事について、百合子が「勤続年数なども考慮して考えていく」と言っていたので、勤続年数や保有資格によって、1万〜2万の中で変動するのかなと予測してます。
現状これ以上の事は決まっていない
『ケアマネはどうなんだ?』、『今回も現場の介護士だけか?』、『職場にネコババされそうだから直接振り込みにしてほしい』などなど、疑問点や思う所が多々あると思いますが、まだ何も決まっていない段階です。
チーズフォンデュするけど何をフォンデュするかはまだ決めてないような状態です。
何か続報が出たらこのブログや僕のTwitterアカウントで共有するので時々覗いてみて下さい。僕をフォンデュしてみて下さい。
なぜ悲報になる可能性があるのか
東京都の介護職だけ大幅に収入が上がるとなれば、その近郊の介護士さんで東京の介護事業所に転職する人が確実に多くなりますよね。介護人材争奪戦の幕開けです。ギリ東京じゃない介護事業所なんてマジでヤバいんじゃないですかね。
そしてそして、この東京都の動きに合わせる動きは徐々に広まっていくと思うんですね。東京のように月2万円は無理でも、出せるだけ出そうみたいな話になってくるんじゃないでしょうか。いよいよ競争が起こり始めるんです。
やっと憧れたこの言葉を言える日が来ました↓
{やめて!私のために争うのはやめて!!
そんな感じなんで、財源的に厳しい地域にとっては悲報となるかもしれません。
この賃上げがキッカケで介護業界が先々どうなっていくかの考察記事を、僕がやってるコミュニティの限定記事で来週配信しようと思ってますので、良かったらご参加検討してみて下さい。今年は非公開SNSが流行りそうな気がしているので、コミュニティの運営頑張っていきたいと思います!
それでは今日は以上です。おやすみ百合子。
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