介護職員の戦闘力が上がるブログ

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【給料】介護士が受け止めなければならない現実と真実の話

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

(これを理解していない介護士さん、べらぼうに多い)

今日のテーマは給料の上げ方についてなんですが、仕事によって基本的な給料の上げ方は違います。

誰がやっても同じ報酬単価

例えば数字を叩き出してナンボの仕事の場合、結果を出せば給料は上がります。

職人系の仕事の場合、腕が良ければ給料は上がります。

ライターや動画編集などの仕事の場合、腕の良さと慣れによる要領の良さの向上で収入はUPします。最初は1時間かかっていた作業が慣れると30分でこなせるようになったりするので。

じゃあ介護の仕事はというと、発生するお金が決まっているので、結果や個人的な腕の良さ、要領の差では給料にさほど差は出せません。

訪問介護で1時間かけて入浴介助をしたら、誰がやっても4000円くらいの報酬です。超優秀な介護士が担当したからといって、報酬が8000円になったりはしません。

官房長官とかがやっても4000円です。

これどういう事かと言うと、 特別枠な人を除いて、介護士が自分1人の力で給料をドカ上げするのは不可能という事です。

勇者だけで魔王を倒すのが無理なのと同じで、魔王を倒すためには、必要なメンバーや武器を集めるといった条件を揃える必要があります。

この条件を揃えるのは介護事業所の役割なので、介護士が給料をドカ上げしようと思うと、高めの賃金が支払える条件を揃えた介護事業所で働くしかないという真実があります。

高めの賃金が支払える条件とは

高めの賃金を支払うための条件は色々あります。事業所独自のノウハウもあると思います。

本質的なのは、重要な加算を取っているのは当然として、離職率が低い事と利用者満足度が高い事です。

離職率が低ければ採用にかかるコスト全般が少なく済みますし、利用者満足度が高い好評な介護施設(事業所)は空きができにくいですよね。

めちゃ当たり前ですが、コストを最小限に抑えていて、売上を最大限に高めている事業所の賃金は高くなります。売上に天井があるなら、どれだけ支出を抑えられるかが勝負です。

タピオカみたいに流行りが来たら爆発的に儲かるような仕事ではないので、突飛な事をせず利益を最大化するには、コストをかけずにMAX稼ぐしかありません。

働く介護士からも利用者からも評判の悪い介護事業所の賃金は絶対に低くなります。

コストが莫大なのに稼働率が低いって、ラーメン屋で言うと、ラーメン100杯分の仕入れをして売れるのは50杯みたいな話です。50杯分の仕入れにかかったお金は全部無駄になります。これは本来スタッフに還元できたお金です。そして手袋をケチり出したりします。

つまり

つまり、 スキルを身につけて給料交渉するとか意外で給料をMAXポイントまで持っていく方法は転職です。

腕の良い経営者と腕の良い介護士が集まる事業所こそが高給料です。1人2人の力で給料を上げるのは至難の業という話でした。

まとめ

辞めなさい。手袋をケチる介護事業所なんて。

おやすみラーメンマン。

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