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【恥を晒す】入浴介助中の介護士(僕)が死にかけた日の話

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こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

 

僕はかれこれ9年間、介護士として介護現場で働いているので、これまで数えきれないほどの入浴介助を行ってきました。そんな僕でも、この時期(真夏)の入浴介助はめちゃくちゃキツいです。慣れる気配がありません。

 

これまで何度も、『真夏の入浴介助は危険だから気をつけて!』という発信をしてきましたが、今日は、入浴介助中に死にかけた(大袈裟)僕の実体験を書いていきたいと思います。反面教師にして下さい。

 

 

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入浴介助中に熱中症になりかけた話

その日は訪問介護で、1件の入浴介助がありました。たった1件です。何件も連続して入浴介助を行った訳ではありません。たった一度の入浴介助で、夜空に輝くお星様の仲間入りを果たす所だったんです。重度では無かったものの、熱中症になってしまったんですね。

 

まず最初の症状として、唇が痺れる感覚がありました。辛子明太子を食べた訳でも無いのにです。その後、フワフワした感覚になって、視界が暗く狭くなっていきました。あと吐き気

 

一瞬、『急に寿命来た!?デスノート!?』と、焦ったんですが、『熱中症になりかけてるな』と直ぐに冷静になり、訪問が終わって直ぐ、家に帰って横になる事にしました。あの後何件も入浴介助の予定が入っていて、無理して続けていたら、重度化して死んでいた可能性があります。いや、多分死んでましたね。

 

重度になると、意識障害や痙攣、真っ直ぐに歩けない、高体温等の症状が出るそうなので、そうなる前に病院に行くべきですね。僕程度の症状でも、本来病院に行くべきだったと思います。

 

で、家に着いてパンツ1枚になって、冷房をガンガン効かせた部屋で、水分を摂りつつ横になりました。熱中症が疑われる時は、下着やベルトは緩めて、風通しを良くするのが基本なので、キワドイところまでパンツをズラして横になってました。

 

想像してみて下さい。

 

たった1件の入浴介助で熱中症のような症状に襲われて、家に帰り、誰も居ない部屋で、パンツ1枚で、そのパンツすらもズラした状態の成人男性が、たった1人でポカリを飲みながら横になっているんです。この世の中に、これ以上惨めな事がありますでしょうか。高度な変態にも見えます。

 

皆様にはそんなカッコ悪い思いはして欲しくない!

 

という事でここからは、僕がそのような状態になってしまった原因と対策について簡単に考察していきます。

 

入浴介助は短時間でも危険

風邪をひいても2時間の仮眠で完治してしまうほど健康な僕が、なぜたった1件の入浴介助で熱中症になってしまったのか、思い当たる原因が3つあります。

 

その日の僕は…

 

・睡眠不足だった

・水分摂取が少量のウーロン茶だけだった

・朝から何も食べていなかった

 

見て頂いて分かる通り、入浴介助が1件だからと完全に油断してますよね。入浴介助が3件も4件もあると、食事をちゃんと摂って、経口補水液的なものを飲んで対策していたと思うんですけど、1件くらい余裕だろうと、熱中症対策を一切してなかった訳です。

 

結果、あの有様(高度な変態)ですと。

 

今日、介護士の皆さんに言いたかったのは、真夏の入浴介助は伊達じゃないという事。たとえ1件だけでも油断大敵。熱中症対策は必ずして下さいという事です。

 

熱中症と言っても、症状の出方は人それぞれだと思うので、オカシイな…と思ったら誰かに交代するか、早めに切り上げる事をオススメします。僕の場合は、吐き気、頻脈、口の痺れ、視界が狭暗くなる、といった症状でした。頭痛があまりなかったので、軽度だったんでしょうね。

 

熱中症による頭痛は相当痛むらしいですよ。X JAPANのYOSHIKIが頭の中でドラムを叩いているような痛みだそうです。非常に分かりやすい例えですね。

 

最後に

熱中症対策に良い飲み物として、所さんがCMやってるOS-1という経口補水液が超絶オススメなのですが、毎日数本飲むとなると、結構な出費になってしまうので、最後に経口補水液の作り方をシェアして終わりにしたいと思います。

 

水500mlに対し、砂糖15g(スティックシュガー5本)、塩1.5g(ふたつまみ)、レモン汁おおさじ1を加えて完成です。めちゃ簡単。

 

経口補水液とは、脱水状態において不足している電解質(ナトリウムなどの塩分)を補うための、電解質濃度が高い飲料の事で、熱中症対策において、スポーツドリンクよりも効果が高いと言われています。作るとコスパ最強なので、作りましょう。

 

という事で介護士の皆様、明日からも入浴介助、頑張っていきましょう。(嫌)

 

おやすみなさい。

 

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