こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
今日も介護士の賃上げ課題についての記事なんですが、またまた、今月の14日に岸田首相から注目の発言がありました。
今年中に具体的な結論を
その発言とは、介護士の収入を引き上げる事を約束し、それについて、年末までに具体的な結論を出していくとの事です。
詳しくはニュースサイトjointのコチラの記事をご覧下さい↓
介護職らの賃上げ、今年中に具体像 岸田首相「年末までに結論を出す」 | articles | 介護のニュースサイトJoint
この発言によって、賃上げ賃上げ言うだけで、何もしないまま何年も時が経過してしまうのでは?という不安要素が1つ消えました。
どのような方法で賃金を引き上げるのか、基本報酬が上がるのか、加算という形で上がるのか、どの程度上がるのか、勤続年数等の条件はあるのか、この辺がこれから明確になっていきそうですね。
もし、「基本報酬を20%引き上げます!」なんて事を言い出した時には、ワイルドスピードメガマックスのエンディング曲を首相官邸で爆音で流してほしいと思います。
賃上げの財源は?
介護士の賃上げを行うにあたって、財源はどうすんの?って思っている方も多いと思うんですが、この部分に関しては、分かっている事があるので共有します。
今月11日の夜に、ワールドビジネスサテライトというテレビ番組が放送されたんですが、それにキッシーが出演されており、介護士の賃上げの財源について、こう明言していました↓
「財源は成長。成長を実現し、それを分配する事によって皆さんの所得を引き上げる」
「結果として消費が喚起され、それが次の成長を引き出してくる。一部の人だけでなく、皆さんの所得をできるだけ広く引き上げることによって次の成長につなげたい」
「税を引き上げることによって財源とすることは想定していない」
「経済あっての財政。順番を間違えてはいけない。いきなり財政の話をするのではなく、まずは経済を動かしていくところから始める」
最初の方ちょっと何言ってるか分かりませんが、とにかく、介護士の賃上げのために、国民の税金を引き上げる事はありませんと。国の経済を成長させて財源を捻出しますと言っています。
特に注目なのが、最後の、「経済あっての財政。順番を間違えてはいけない」という所で、これって財務省に言ってるんじゃないかなと推測しました。
財務省は、「貯金しておいてあげるから!よこしなさい!」と、お年玉を奪っていくお母さん的な考えを持っているので、介護士の賃上げにも毎度反対してくるんですが、岸田首相はそういう考え方ではないみたいですね。
こういう考え方なのかもしれません↓
こっちじゃない事を祈りましょう↓
岸田首相、介護士の賃上げについてめちゃ語りますよね。一応情報は追うものの、あまりアテにしないでおこうというのがスタンスとしては正解な気がしてましたが、最近、ガチっぽいなと思い始めました。
おっ!?と思うような明言が沢山出てくるので期待してしまいますよね。
ここまで言っておいて何も無かったら、介護職の退職者が続出する事は間違いありません。総理大臣が本気で介護士の賃金を上げようとしたのに、実現されなかったとなれば、介護業界に見切りをつける人も多くなりますからね。
そんな感じで、今年中に色々と分かってくるようなので、情報を追いつつ、ブログの読者さんにも、その都度共有していきたいと思いますので、チェックよろしくお願いします。
最後に
もし介護士の平均賃金がドカッと上がっても、勤めている職場がブラックだったら無意味ですからね。職場が得するだけで、働く人には最小限の還元しかされないと思います。
勤めている職場は信用できるだろうか、という事も併せて考えておく事をオススメします。
という事で、今日はこの辺で。
おやすみ半沢。
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