こんばんは。介護福祉士のハレくん（@harekunoku）です。 。
今月の２９日に介護福祉士試験の筆記がありますが、凡ミスをしてしまって、点数がマイナスになってしまうのは勿体無いの極みですよね。
後になって、『あ〜ここミスった〜』みたいなのってあると思いますし、その1点・2点が命取りになってしまう事もあると思います。（命取りは言い過ぎ）
という事で今日は、試験の時に多くの人がやりがちな凡ミスを無くして、介護福祉士試験で＋2点取るために意識すべき事について共有していきたいと思いMAX。
ではいきましょう。
問題を最後までよく読むべし
問題を最後までよく読む人と読まない人とで、1点・2点の点数差が高確率で出ます。国家試験の1点て、全盛期の琴奨菊（ことしょうぎく）くらい重いですよね。問題をよく読むだけでこれだけの差が出るので、これは絶対に意識して下さい。
介護福祉士試験の問題の最後の部分は、大体、こうなっています↓
①正しいものを選べ
②適切なものを選べ
③最も適切なものを選べ
ここをサラッと読み飛ばしてしまうと痛い目に合います。
①は、正しいものを選べなので、5択の中に正しい選択肢は１つしかありません。なので、正しいと思うものを選べばOKです。
②は、適切なものを選べなので、これも、5択の内の4つは適切ではない文章になっているはずなので、消去法でいけばOK。
③の、最も適切なものを選べの問題が、凡ミスが起こりやすい仕様になっています。
どういう事かと言うと、『最も適切なものを選べ』なので、正解っぽい選択肢が幾つか用意されているんです。その中から、適切度が最も高いものを選ぶ必要があります。ちょっとした引っ掛け問題ですよね。これが大人のやり方です。
例題
実際に問題を見てもらった方が分かりやすいと思うので、過去の介護福祉士試験に出た問題を引っ張ってきました。
問）レビー小体型認知症の幻視の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものを 1 つ選びなさい
1 幻視の内容はあいまいでハッキリしない
2 睡眠中も幻視が生じる
3 本人は説明されても幻視と認識できない
4 薄暗い部屋を明るくすると幻視が消えることがある
5 抗精神病薬による治療が行われることが多い
この問題ですが、問題をよく見ないと、間違いである3を選択してしまう人が多くなるように作られています。ギンギラギンにさりげなく、そいつが3のやり方です。
1・4・5が間違いである事は知識があれば分かるんですが、3も正解っぽいですし、4も正解なんですよね。
利用者さんに見えているものが幻視である事を説明しても、ハッキリと見えているので、それが幻視だと認識してもらえる事は少ないですし、影が幻視のキッカケになる事があるので、明るくすると影が消えて幻視が消える事があります。
なので、3と4で迷う人が多いんですが、問題を最後までよく見ると、自ずと答えが出てきます。自ずと。
3の場合、本人は説明されても幻視と認識できないと書いてありますが、全ての場合でできないとは限らないんですよね。できた事例もあるかもしれないという可能性を考える必要があります。（実際できる場合もある）
『できない』と言い切っているので、3は適切とは言えません。
一方4の場合、薄暗い部屋を明るくすると幻視が消えることがあると書かれていて、言い切っていませんよね。これが、幻視が消えると言い切っている場合は適切では無いと判断できるんですが、消えることがあると書かれているので、最も適切な選択肢という事になります。
このように、問題を最後までよく見ないと、試験で1点・2点を取りこぼしてしまうかもしれないんですよね。「2点足りなかった〜」とかって、7000万回くらい聞いてるような気がします。
最後に
この記事を読んでくれた介護士さんで、次の介護福祉士試験を受験される方の凡ミスはこれで消滅しましたね。
勉強忙しいと思いますが、ギンギラギンにさり気ない問題にだけは注意して、頑張って下さい。
それではまた。おやすみマッチ。
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