この利用者さん…婆ちゃんにめちゃ似てる……あると思います。
こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
今日は、介護関連の専門用語を15個並べてみました。ただテキトーに並べただけじゃなく、絶妙なやつをチョイスして並べています。
どう絶妙なのかと言いますと、よく聞くけど毎日のようには聞かない専門用語で、介護士歴1ヶ月や2ヶ月だとピンとこない人も多いであろう用語を激選した結果、15個になったという感じです。
という事で長くなるかもしれませんが、15個の介護の専門用語を順番に、シンプルに解説していきます。
ではいこう。
1.アセスメント
アセスメントとは、課題分析の事です。ご利用者が抱えている課題に対し、介護士側がどのような援助を行うと、その課題が解決に向かうかを分析・評価するのがアセスメントです。
ちなみにですが、セメントはコンクリートの原料です。
2.モニタリング
モニタリングとは、行った介護サービスが目標に沿った形で進められたか、そしてその効果はどうだったかを評価する事です。
「トラベリング」と同じイントネーションでOKです。
3.ケアカンファレンス
ケアカンファレンスとは、看護師や介護士等、医療・介護現場で働くスタッフが集まって、ご利用者により良い介護(看護)が提供できるように様々な視点から話し合いを行う会議の事です。
ケアカンファレンスを担当者会議の事だと勘違いしてる方がたまに居るんですが、担当者会議とはまた別物なので注意して下さい。
担当者会議は法令で開催が義務付けられていますが、ケアカンファレンスはそうでなく自主的に開催する会議です。ウインナーとソーセージみたいなもんです。
4.地域密着型サービス
地域密着型サービスとは、介護が必要でも出来る限り住み慣れた地域で生活が継続できるよう、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービスの事です。
地域密着型サービスの利用対象者は、「地域密着型サービス提供事業者のある市区町村に住民票を置いている、要介護認定を受けた65歳以上の高齢者」となっています。
地域密着型サービスの種類↓
①定期巡回・随時対応型訪問介護看護②夜間対応型訪問介護③認知症対応型通所介護④小規模多機能居宅介護⑤看護小規模多機能型居宅介護⑥認知症対応型共同生活介護⑦地域密着型特定施設入居者生活介護⑧地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護⑨地域密着型通所介護
名称がややこしいんじゃ。
5.要介護認定
要介護認定とは、日本の介護保険制度において、被保険者が介護を要する状態であることを保険者が認定するものです。
介護サービスの必要度の判定は、コンピュータによる一次判定と、それを原案として保健医療福祉の学識経験者が行う二次判定(介護認定審査会)の二段階で行います。認定調査から認定結果が出るまでに大体1ヶ月くらいかかります。
職場のお局には妖怪度認定をススメてあげて下さい。
6.レスパイトケア
レスパイトケアとは、在宅介護をしているご家族を介護から解放し、心身の疲れを回復してもらえるよう援助する事です。
岐阜旅行なんていかがでしょうか。
7.感情失禁
感情失禁とは、情動の調節がうまく出来ず、過度に感情を表に出してしまう情緒障害の事です。例えば、ほんの些細な事で大喜びしたり、急に泣き出して涙が止まらなくなっている状態です。
昔ホラー映画を見ていた時に、幽霊と化した森本レオさんが画面いっぱいに急に出てきて、その時に「キャーーー!!!」と叫んでしまったんですが、それは感情失禁とはまた違います。
8.喀痰(かくたん)
喀痰とは、痰を吐く事で、痰を喀出する事です。ちなみに喀痰吸引とは、口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部から痰を吸引する医療行為です。
水戸黄門の角さんの事を「かくたん」と呼ぶのは絶対にやめて下さい。よろしくお願いいたします。
9.誤嚥(ごえん)
誤嚥は流石に皆分かるでしょうか。食べ物や唾液が気道に入る事です。誤嚥性肺炎は、誤嚥がキッカケで口腔内の細菌が肺に入り込んでしまう事で起こる肺炎です。
ブログ読者様とのご縁に感謝。
10.ADL
ADL(日常生活動作)とは、日常生活に必要な動作の事です。(起居動作、移動、移乗、更衣、食事、排泄、整容、入浴、等)
例えば高齢になってADL動作が難しくなった時なんかに、「ADLが低下した」というような言い方をします。
ADLと似ている言葉で、TDLというものがありますが、これは東京ディズニーランドを略しています。
11.IADL
IADL(手段的日常生活動作)とは、複雑な動作や判断が求められる応用的な動作の事です。(買い物、調理、金銭管理、電話対応、等)
ADLの応用版と捉えておけば問題ありません。自立支援が重要だと言われる最大の理由は、IADLを低下させないためです。
IAEAは国際原子力機関です。
12.QOL
QOLとは、生活の質の事です。ご利用者の人生の満足度や幸福感を意識した介護が、QOLを意識した介護です。僕も介護士としてこれを1番意識してます。
QOLはクオリティオブライフの略なのですが、イントネーションを意識して言ってみると英語ができるようになった気分になれるのでオススメです。
13.残存機能
残存機能とは読んで字の如く、病気や怪我で心身に障害をおった人に残された機能の事です。
残存機能を活かすとはどういう事かと言うと、例えば、筋力低下の影響で歩行状態がよくない高齢者の方に対して、『危ないから歩かないで下さい』と言うのではなく、杖や歩行器を使って出来る限り自分の力で歩いてもらおうとするのが、残存機能を活かすという事です。
飛影は残像を残します。
14.嚥下(えんげ)
嚥下とは、食べ物や水分を飲み込む事です。脳卒中等、病気の後遺症により嚥下が困難になる事があります。
燕(ツバメ)という字と嚥下の嚥が非常によく似ていますが、よく見ると別物です。ウインナーとソーセージみたいなもんです。
15.ターミナルケア
ターミナルケアとは、死に直面しているご利用者(患者)の痛みや苦しみを出来るだけ取り除き、恐怖心を和らげる事を意識しながら、安らかに最期を迎えられるようサポートする事です。
ターミナルという昔の外国映画の評価が尋常じゃなく良いので今度見ようと思います。
全部分かりましたか?
以上、絶妙な専門用語を15個ズラリと並べて簡単に意味を解説してみましたが、既に全部理解できていたでしょうか。新人介護士さんだと、微妙に理解できていなかった専門用語もあったかもしれませんね。
とにかくこの記事で1番伝えたかった事は、ウインナーの正式名称はウインナーソーセージであり、ウインナーもソーセージの一種なんですよ。という事です。よろしくお願い申し上げます。
おやすみTDL。
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