センサーマットを跨ぐ。あると思います。
こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
財務省がメンヘラ過ぎる
財務省さんが介護業界をどうしたいのかが本当に分かりません。先日、財務省が介護業界に対して言及した事がニュースになっていたんですが、内容的にはこんな感じです↓
財務省「介護施設(事業所)の預金が積み上がっている。預金なんてしとらんと職員の給与に還元してね」
ソースも貼っておきます↓
財務省、事業者の介護報酬の使途に問題提起 「職員の給与に還元されていない」 | 介護ニュースJoint
「え゛〜〜〜〜〜〜〜!!」
このニュースを見て吉本新喜劇の内場勝則さんが舞い降りてきました。流石に勝手過ぎるぞ財務省!という事で、何がどう勝手なのか説明します。
利益を生むための投資が出来ない
このニュースを見た介護士さんの中には、「そうだそうだ!職員に還元しろ!いいぞ財務省!」と思った方もいると思うんですが、ちょっと待って下さい。
介護業界は財務省の提言によって法人の大規模化を促進されています。法人が大きくなると、スケールメリットを活かしてコストを抑えられるので、その分介護報酬を抑える事ができるからです。その代わり大規模法人の報酬は優遇してやるって事になってるんですが、ここにきて、「報酬は預金すな!給料で払え!」はヤバくないですか。
儲け残しとかんと、大規模化も何も、利益を生むための事業投資ができないじゃないですか。預金せずに大規模化を目指せはムズ過ぎます。コンボウ1つで魔王を倒せよりも難易度の高いミッションです。
財務省さん、大規模化で報酬UPの条件を課しておいて、そう簡単に大規模化できないようにしてませんかと。
ヤバいですよね。現状の介護報酬がどんだけ低いか理解していてこんな事言うんです。財務省の人全員モヒカン説。
財布まで握るつもりDeath
更には、2024年度から全ての介護施設(事業所)に対して。財務諸表の報告を義務付け、事業者の経営状況の見える化を進めるという方針が固まっています。
これから先、お金の使い道まで財務省に決められそうな介護施設(事業所)。今後も何を言い出すか分からない事を考えると、そこそこの規模でやってる経営者さんのQOLが鬼のように下がりそうで心配です。
僕みたいな雑魚零細はどうなろうとチャチャっと方向転換できますが、ある程度の規模になってくると財務省の発言に合わせて舵取りしていくのは大変ですよね。もはや大人のイジメです。KOWAI。
理解不能
介護関連のニュースはずーっと見てますけど、財務省が介護業界をどうしたいのかが本当に分からないんですよね。報酬削りたいのは分かるんですが、本当に全てが財務省の思惑通りになってしまうと結構ヤバイですよね。介護は全てのビジネスの根幹だと僕は思っているので、介護が崩壊したら全てのビジネスが崩壊すると思います。
とりあえず、どうなっても大丈夫な状況を組み立てておく事が重要です。介護報酬だけを頼ってちゃダメそうですね。現場の介護士さんとしては、日々ニュースをチェックして、介護施設(事業所)の見極めというか、『ここはヤバそう』『ここは大丈夫そう』みたいな判断が出来れば良いのかなと思います。ここまで来ると財務省が次何を言うかが楽しみになってきましたね。
という事で、財務省はウシジマくんです。という内容でした。
おやすみレイ。
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