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【介護士】心が疲れたらどうするか【プロスペクト理論】

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拝啓お局様。不穏なのは、お前だろう。名言だと思います。

 

こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

(試験的に、めちゃ短い文字数でしばらく記事を配信する事にしています)

 

心が疲れる環境に身を置き続けてはいけない

世間的には、介護は体力仕事という認識かもしれませんが、身体よりも心の疲れが原因で辞めていく人の方が多いです。厚労省の調査でも、退職理由の1位がダントツで人間関係という事が判明している業界なので、そういう事です。

 

仕事が原因での心の疲れって、趣味等でストレス発散をしようと試みても癒えないんですよね多分。根本原因を解決しない限り、その疲れはずっと続きます。

 

シンドイ環境で仕事をしているとストレスは溜まりますが、『心が疲れた』という表現が当てはまる所までは中々行きません。心が疲れているという表現がドンピシャな人は、よほど自分に合わない職場環境に身を置いているという事です。ショートケーキの上に乗ってるお刺身状態です。

 

そんな環境の場所に毎日のように通う状況は、毎日のようにアレルギーの食材を摂取してるようなもんなので、辞めない限り元気な状態には戻れません。他の事で誤魔化そうとしたって無駄です。アレルギーの出る食材を食べないようにするしか回復の方法は無いんです。

 

介護の仕事(職場環境)に対して、『心が疲れた』という段階まで行ってしまったのであれば、勇気を出して違う介護事業所に転職するか、介護の仕事を辞めて他の仕事を始めるしかありません。

 

職場環境にアレルギー反応が出ているなら違う介護事業所に転職、介護の仕事内容自体にアレルギー反応が出ているなら違う業界に転職です。

 

僕の友達なんて、中学生の頃から「学校の先生になる!」と言い続けて、本当に学校の先生になったんですが、いざやってみると、自分の性格と教師業との相性が梅干しとオムライスくらい合わなかったようで、先生を辞めて今はスーパーの仕入れ業的な仕事をしています。

 

辞める前は相当な葛藤があったみたいですが、「辞めてよかった!」と今は楽しそうにやってます。顔がビーバーに似ています。

 

行動できないのはプロスペクト理論が作動しているから

心が疲れているのに辞められないのは、プロスペクト理論という心理現象が作動しているからです。プロスペクト理論とは簡単に言うと、人は得する事よりも損する事への恐怖心の方が大きくなるという心理現象です。

 

今の職場を辞める事のメリットよりも、デメリットの方に意識が向いてしまい、辞められなくなってしまっている状態です。これは神が仕掛けた罠です。

 

100円得した時の喜びよりも、50円損した時の悲しみの方が感情の振れ幅が大きいのが人間心理というやつで、100円得した後で50円損すると、実際50円得しているのに、損した気持ちになって凹むのが自然な人間心理なんです。怖いな〜怖いな〜。

 

でも考えてみて下さい。定年まで心が疲れるような所で働き続けるって、あまりにも損失がでか過ぎませんか。職場に人生全部捧げますstyleですかと。仕事を辞める事のデメリットって、定年までの人生を職場に捧げる方を選択するほど大きなデメリットですかね。

 

くれぐれもプロスペクト理論の罠に引っかからないようにして下さい。なんでもそうですが、心よりも頭に従った方が上手くいきます。一度きりの人生、勢いを大切にしていきましょう。

 

おやすみビーバー。

 

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