こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
「年収上げたいなら転職サイトを使え」みたいな事って介護業界でもよく言われていると思うんですが、これって別に謳い文句でもなんでもなく、事実です。事&実です。
高給与の職場を紹介するほどサイト側が儲かる
これ何故かというと、年収の高い所に入職して貰った方が転職サイト側が儲かるからです。これ結論なので、結論だけ知りたかった方はここでブラウザバックしてOK。
介護施設・介護事業所に介護士を紹介した時に、転職サイト側には、その介護士の年収の数十%が手数料として入る仕組みに基本なっているので、ノルマのある転職サイト側からすれば、求職者には出来るだけ給料の高い所を紹介する必要があるんですね。
資格も経験もある人が登録してくれた時の転職サイト側の心理は、「よっしゃ年収高い所を紹介できるぞ!」という感じなんだと思うので、マジでWin win構造です。
ハズレ求人はある
そうやって介護事業所はお金をかけて人材採用をしている訳ですけど、入職してくれた介護士が長く働いてくれれば問題ありません。元が取れるからです。なので採用にお金をかける以上、とにかく介護士の事を大切にして、離職率を下げる事にも本気を出す必要が出てきます。
ただ中には、採用に大きなお金をかけているのに、介護士を大切にせず離職率が激高になっている介護事業所もあると思います。そういう所は採用費にひたすら無駄金を使い続け、介護士側に還元できないというウルトラ悪循環に陥っているため大ハズレくじという事になります。1番くじで言うところのハンカチ。
つまり転職サイトにもハズレ求人はあります。STAP細胞はありません。そういう求人を取り扱う事は転職サイト側にとってもデメリットですが、完全に排除するのは不可能ですからね。ここは分かっておく必要があります。
直接応募とハロワはどうなのか
直接応募にもハローワークにも転職サイトにも、一定の確率でハズレくじはある訳ですけど、ハロワが最もハズレ求人多いと思うんですよね。求人票が嘘まみれでも法律的に問題無い時点でハロワ自体に信用がありません。
元々目星を付けていた職場の求人がたまたまハロワに出ていた場合にハロワは利用するもんだと思ってます。(地方の場合は仕方ない部分もありますが)
じゃあ直接応募はどうかというと、求職者が盲目になりやすいという最大のデメリットがあります。『自分が求めていた職場はここだ!』と思って、盲目的に応募してしまうパティーン。
主に経営層の方が、『転職サイトは使うな!ハロワか直接応募を使え!』と言ってるのをよく見ますけど、直接応募で入職してみたものの実際カスみたいな職場だったというタレコミも多くありますからね。遠い所で評判良くて近くで評判悪いってやつで、これが1番タチ悪いです。
カメラ回ってる所と回ってない所で人間性が真逆になる芸能人的なやつですよね。良いように見せて、実際は全然違うという。
介護施設のPRを見て素敵だと思ったので直接応援で入職したけど、実際はパワハラが横行していて離職率エグかったみたいな話もあるので、直接応募をする時は、調べられる範囲で評判等を調べてからにすべきです。
期待が膨らむ分、入職した後でショックを受けるケースがザラにありますからね。ZARAにはありませんけど。
まとめ
転職サイトを利用して年収が上がる介護士が多い根本的な理由は、高給与の職場を紹介するほど転職サイト側が儲かるからという事でした。設計が上手くできてますよね。
僕が本気で応援したい転職希望の介護士さんて、年収を上げたい!キャリアアップしたい!と燃えている人よりも、『今の不幸な状況を抜け出したい』『もっと笑って生きていきたい』という気持ちで転職を考えている介護士さんなので、そういう人にとっても、転職をリードしてくれる転職サイトは有益に機能すると思います。
という事で以上です。おやすみZARA。
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