こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
前々回の記事で、今年の2月から国の政策で介護職の賃金が平均で約6千円UPする事と、それに加えて、東京都で働く介護職の賃金が来年度から最大2万円UPする事について書きました。
記事リンク↓
【超朗報】介護職の賃金、また上がる【特に東京】 - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
前々回の記事以降判明した事
東京都の最大2万円UPの件なんですけど、前々回の記事を書いた時点では詳細な情報がまだ一切出ていなかったんですが、以下5つの事が判明しました↓
①勤続5年以内の介護職は2万円UP
②勤続6年目以降の介護職は1万円UP
③ケアマネも対象
④居住支援特別手当という名目で支給
⑤障害福祉サービスにも同様の仕組みが作られる
※ソース元の情報によると、ケアマネに関しては勤続6年目以降で1万円UPのみという解釈もできました。続報を待ちましょう。
百合子isダイナミック!!!
これ流石に凄すぎませんか。百合子は乱世の希望でしょうか。
ソースです↓
東京都の介護職賃上げ、勤続5年まで月2万円 居宅のケアマネも支給対象 独自策の概要判明 | 介護ニュースJoint
これまでニュースをずっと見てきた先入観があったので、『勤続10年で2万円UP』とか『ケアマネは対象外』とかを想像していたんですが、百合子は我々の固定観念をブチ壊しにきました。足でカメハメハ。
勤続5年以内の介護職に支援が手厚い理由
国が実施する賃上げってもっと条件が細かくて年功序列システムって感じだったんですけど、介護職を増やす目的で実施する賃上げならば、賃金の低い若手を手厚く支援すべきですよね。
実際、「若手を手厚く支援する事で介護業界への就職・転職を促したい」として、勤続5年以内の介護職が2万円UPの方針になったようです。
『見合った報酬に』とかじゃなくて、『介護職を増やす』という目的ですからね。
月1万で動くのはダルいですが、月2万だと話が変わってくる人も多いはずです。元々数万高い地域な上に更に2万円が乗る訳ですから、東京とそれ以外だと年収にして50万円くらい変わる場合なんてザラに出てきます。
介護職をやるなら…東京か、東京以外か。
なんてキャッチコピーも今後出てきそうです。(出ない)
心配な点も
東京の介護士さんがハッピーになるニュースは僕としても嬉しいんですけど、心配な点もありますよね。
埼玉や千葉の近郊の介護事情はどうなってしまうんだろうという点です。人材が東京に流れて大変な事にならないかなと。
介護人材が東京に流れるという事は、その分関係職種の負担が増えるという事なので、介護職の流出だけでは済まなくなってきます。格差が出来てしまうという問題をどうしていくのかなとは思ってしまいますよね。
東京都から国への圧力
これただ、「国が介護職の処遇を抜本的に見直すまでの間、賃上げを継続していく」というコメントもあったそうなので、この賃上げは東京都から国に対する圧力でもあるのかなという感じもします。圧力鍋で作った筑前煮は美味しいですからね。
東京都知事が『東京さえ良ければ良い』なんて思ってないでしょうから、介護職の待遇賃金が見直されるためのキッカケを作りたかったというのもあるのかもしれません。
これから全国的に色々動きがありそうな気がします。どう考えても賃上げムードになりそうですよね。全国知事会からしても、『東京都のようにお金ありません!国がなんとかして下さい!』という話になりますもんね。
百合子は介護業界の救世主になるかもしれません。
これ以上の考察記事は僕がやってるコミュニティの記事の方で書こうと思うので、是非そちらもお願いします↓
という事で、おやすみジュウザ。
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