{そんなのアリですか…
こんばんは。ハレくんです。
タイトルを見て驚かれた方多いと思いますが、決して大袈裟なタイトルにしている訳でもありませんし釣りでもありません。
厚生労働省がバルスの呪文を唱えてきたのです。遠くに避難してください。
介護報酬関連の情報は常にチェックしてるんですが、今回厚生労働省はとんでもなく反発が起こりそうな方針を固めたようです。
その内容とは
受講期間の短い研修を新設し、ヘルパーの基準を緩めよう。専門性が下がる分、報酬額を引き下げよう。
というもの。つまり・・・
介護報酬額を下げます。その代わりサービスの質は下げても構いません。
こう解釈できます。
最初見た時ビックリしたのですが、こんな政策を国が施行して良いのでしょうか?
考えれば考える程納得できません。
もちろん俺ら(介護職)は抵抗するで?
コブシで!!
コブシデさんが介護職でしたら今頃厚生労働省に乗り込んでる頃です。
介護業界の人材不足を緩和させる為の策なんでしょうが、こんな策では人材不足は解消されません。
報酬が下がるという事はヘルパーの時給も下がるという事です。
現状より給料が下がるとなれば、退職を決意する方も多いのではないでしょうか。
介護職が人気のない職業である理由
介護職が人気のない職業である理由を考えてみましょう。
色々あると思いますが、大きな原因の一つに低賃金である事が間違いなく入りますよね。他産業と比べて、介護職の給料は約月10万くらい低いんです。
今後更に報酬額が下がっていくようであれば、介護業界の人材不足が加速するばかりか人材レベルまでますます下がっていってしまいます。
人材のレベルが下がる程賃金は上がりにくく、今以上に激務な業界になっていくという負の連鎖になる事は考えるまでもなく分かります。
優秀な人材を他業界に流すことが狙いなのでしょうか?
このタイミングでこのような方針を固めるという事が、一介護職として理解に苦しみます。
最後に
介護業界が暗くなるほど日本全体が暗くなっていくと思います。
悪くなっていく介護業界を見て、自分が歳をとった未来に希望を持てる若者がいるでしょうか。
このまま介護業界が今以上に暗い時代へ突入してしまうと、未来を悲観的にしか捉えられない国になっていくのではないでしょうか。
そうなれば少子高齢化も更に進む事になると思うのですが…
この政策についてはまだ確定ではないので何とも言えませんが、反対の姿勢を見せていく事が介護職にできる事だと思います。
おやすみなさい。