こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
転職方法は自分に合った手段を選ぶべきですが、それぞれ利点があると思います。
ハロワにはハロワの、直接応募には直接応募の、転職サイトには転職サイトを利用する利点があります。
この記事では、転職サイトの最大の価値について僕が思う事を書いていきたいと思います。
これから転職を行う人の精神状態はどうか
介護労働実態調査という調査が毎年のように行われていまして、その調査で分かっている事として、介護士が離職する理由で多いのが「人間関係で悩んでいるから」という事です。毎年1位か2位になってます。
殆どの介護士さんが、人間関係が原因でその職場を辞めるんです。
アクティブに「転職してどんどんキャリアを上げていくぞ！！」なんて人は一握りで、大体は人間関係に悩んで辞めているという事実があります。
これがどういう事かと言うと、人間関係の悩みによって精神状態が疲弊していて、転職に使う体力が残っていない人が多いという事です。人間関係の悩みって深いんですよね。
辞めれた人は良いですが、辞めれていない人の方が多いと思います。
精神状態をギリギリで保っていると、日々の仕事と生活をこなしていくだけで精一杯ですよね。とてもじゃないけど環境を変えたり何か行動を起こすなんて事はできません。
夜勤明けでフルマラソンを走れと言われているようなもんです。周りは「そんなに嫌なら逃げろ」「根性無しが」と言いますけど、根性を全て使い切っている状態なので、逃げる根性が残ってないんですよね。そういう事が最近よく分かりました。
本人も頭では分かっているはずなんですけど、できないんです。
とはいえ周りの人がそういう人をサポートするのにも限界があります。退職できる日まで寄り添い続けるなんて、相手がよっぽど特別な存在じゃないと出来ないので、結果的に多くの人が鬱病になったり病気になって人生を狂わせてしまいます。
転職サイト（エージェント）の価値
転職サイト（エージェント）は、精神的に疲弊して転職に使う体力が残されていない人にとっては、命拾いするほどの価値があると思うんですよね。
転職するまでに必要な事の殆を代行して段取りしてくれるので、フルマラソンの道中を車で運んでくれるようなもんです。
このサービスでどれだけの人が助かったかを考えると、価値の高いサービスだと思いますし、ちょっと介護の仕事にも似ているような気がしました。
中には金儲けの事しか考えていない悪質な転職サイトもあるでしょうから一概には言えませんけど、真っ当にやってる所の価値は計り知れないものがありますよね。
伝えたいこと
いつも言ってるんですけど、仕事は病んでまでやるもんじゃないですよと。病むけど100万貰える仕事より、生活ギリギリだけどそれなりに楽しくやれる人生の方が絶対に良いと思いますし、僕も確実に後者を選びます。
無理に転職する必要もなければ、無理なら転職しなければいけません。
時々SNSのフォロワーさんやブログ読者さんからメッセージを頂くんですけど、「仕事（人間関係）が辛い」「辞めたい」というメッセージが多いんですよね。
そういう人には誰かが背中を押してあげたり、悩みに寄り添って一緒に考えてあげられる人がいないと、自分1人の力では中々動けない精神状態のように見えます。
自分の精神状態について「このままだとヤバいかも」と自覚がある介護士さんは、転職サイトを活用してみる事を僕はオススメします。
良さそうな求人が無ければ転職する必要もありませんしね。話だけでも聞いてもらってはどうでしょうか。という話でした。
以上です。おやすみハローワーク。
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