介護職員の戦闘力が上がるブログ

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【真実を見極めろ】介護職と看護職の一斉ストライキが話題だけど…

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こんばんは。ブログ歴8年目の介護福祉士ハレくんです。

 

僕ね、馬を飼おうと思ってるんです。ポニーを。ガソリンが高いから馬で訪問介護に行こうかなって。『パカラッパカラッ』という音が聞こえたら利用者さんが、「あっ、ヘルパーさん来たわ」って言う世界観、素敵ですよね。本題にいきましょう。

 

介護業界で今一番話題になっているニュースは、介護士と看護師の一斉ストライキが呼びかけられているというニュースです。ソース貼っときますね↓

看護職・介護職の一斉ストライキ呼びかけ 賃上げ実現へ組合が発表 「もう我慢できない!」 | 介護ニュースJoint

 

目的は賃上げ要求

 『3月13日に一斉ストライキをやるぞ』と、 日本医労連が全国900の組合に呼びかけている状況です。目的は政府に対する賃上げ要求です。

 

ストライキといっても、ガチで介護士と看護師全員が仕事を放棄すると500万人くらい人が亡くなって、日本経済も終わるので、利用者さんや患者さんの健康に支障が無い形で行われます。5年ほど前にも同じような事がありました。

 

国ではなく事業所に問題がある場合も

介護業界で行われるストライキが悪なのかどうなのかという話は置いといて、僕がこの記事を通して言いたい事は、低賃金なのは果たして日本政府だけが悪いのかという所です。

 

というのも、僕がブログを始めた8年前と比べて、介護業界の事業所格差が明らかにデカくなってるんですよね。帝愛とトヨタくらい違います。

 

「もう我慢ならん!ストライキだ!!」って、ZENZENそんな気持ちにならない人も多いと思うんです。DANDANそうなってくる可能性もありますけど、今のところ待遇に納得できている人も多いんじゃないでしょうか。

 

何が言いたいかというと、職場の待遇や環境が劣悪なのなら、国に問題があるのか、自分が勤めている事業所に問題があるのかは見極める必要がありますよねって事です。

 

明らかなのが、特養勤務で夜勤やってて手取り15万とか、パワハラ上司がいるせいで離職率がバリ高で、その影響で賃金が平均より低いとか、そんなのは職場に原因がありますからね。

 

転職サイトにしても、事業所側からすれば本来便利なサービスです。固定費をかけずに必要な時だけ利用できるので、良い事業所からすれば良きビジネスパートナーって感じになります。

 

SNS等で良い賃金貰ってる介護士さんに、『転職した方法』について聞いてみて下さい。大体転職サイト経由と答えてくれると思います。

 

しかし、離職率がバリ高のために、転職サイト等に使う採用コストがかかり過ぎていている場合なんかは、職員さんに支払われる賃金が低くなりますよね。

 

その離職率が高くなっている原因が、上司のパワハラにあったり、一族経営で上層部ばかりが良い思いをしているなんて場合、国というよりも完全に職場が悪いです。その場合、たとえ介護報酬が倍になっても問題は解消されません。

 

そんな職場が、「国が悪い!ストライキだ!」なんて言い出したら逆に末期。ストライキは悪い事ではないけど、やる事やってからやりましょう。現場で働く介護士さんは、その辺見極めていきましょう。という話でした。

 

最後に

介護報酬はもっと大幅に引き上がるべきなのは間違いないんですけど、求人票の給与の欄を見ていると、介護報酬云々以前の問題みたいな介護施設がいっぱいあります。バカにしてるのかと思うような額が提示されている事があります。

 

自分がとるべき行動は、ストライキなのか転職なのか、はたまた馬を飼う事なのか、そこら辺をよく考えて行動した方が良さそうですね。

 

という事で以上、おやすみ暴れん坊将軍。