こんばんは。介護福祉士のハレくん（@harekunoku）です。
昨日（一昨日かも）こんなポストをしました↓
介護は稼げない
— ハレくん (@harekunoku) 2024年8月13日
介護は稼げる
最近意見割れてる気がしますけど、稼げるのラインはどこかな🎰
話題性◎
介護の仕事が稼げるとか稼げないとかっていう話が最近よく話題になっています。前からなってましたけど、話題性が増してます。
仮面ライダー龍騎OPが始まった時のガラスくらい意見割れるんですけど、『幾らから稼げる判定か』は人によって価値観違うので意見が割れるのは当たり前です。
なぜ稼げる稼げないが話題として注目されるかというと、異常に稼げない事業所が存在するからです。
資産家の親を持つ小学生のお小遣いくらいの給料設定のゴミみたいな介護事業所が多く存在しているから、『稼げる』というキーワードが大衆の目に留まるんです。
ハローワークで田舎の介護求人見てみて下さい。手取り15万円以下の求人がゴロゴロあります。それで副業を禁止していたりします。やり方が独裁国家ですよね。
そんな感じで、「介護が稼げるかどうか」って、引っ張られる話題でもあり、反発したくもなる話題なんですよね。
実際どうなのか数字で見ていこう
介護が稼げるかどうかは答えが人それぞれの価値観によって左右される事なので、本来結論の出ない事なんですけど、今日はこのワタクシが結論を出したいと思います。（何様だよ）
僕の主観で決める訳にはいけないので、色んな数字を持ってきました↓
令和4年賃金構造基本統計調査によると、高卒者の平均年収が約328万円に対し、大卒者の平均年収は435万円でした。
同年の介護福祉士の平均年収は約397万円です。保有資格無しの介護職の平均年収は322万円でした。
ここからは、介護福祉士の平均年収を介護施設・事業所の種類別に見ていきます。
特養→約433万円
老健→約420万円
介護医療院→399万円
特定施設入居者生活介護→約397万円
訪問介護→388万円
通所リハ→376万円
小多機→364万円
グルホ→365万円
通所介護→348万円
介護療養型医療施設→348万円
チロルチョコ→20円
どうですか？（何がやねん）
「稼げない」と言われるほどでもないですよね。客観的に見てめっちゃ普通です。
特養・老健勤務の介護福祉士に関しては大卒の平均年収とほぼ同じなので、資格の取得難易度を考えると割の良い資格と言えますよね。
介護福祉士を取得してホワイトな事業所に就職すると大卒の平均年収くらい貰えるって条件的には悪くありません。
これで「稼げない稼げない」言ってたら怒られそうです。チロルチョコ。
差が激しい
ここまで読んで、納得できない人が殆どなのは分かっています。
「地域差があるだろ」「そんなに貰ってねーよ」と思われたと思います。くれぐれも思うだけにして下さい。
確かに、介護士の収入は構造上差が激しくなりますからね。
例えば訪問介護事業所の場合、田舎で移動手段が車かつ移動時間がかかるのと、都会で移動がチャリンコで移動時間もかからないのとでは、売上に相当な差が開きますよね。
都会なら1日7件回れるところ、田舎だと5件くらいになっちゃいます。
小多機やグルホやデイに関しても、母体がデカめの医療法人なんかだと平均から掛け離れた給料を貰える所も多いです。
患者さんが医師のススメでそのまま同法人の介護事業所を利用する流れになるので、営業コストがかからない等のスケールメリットが発揮されるからです。
そして、高い給料貰ってる人ほど周りには言いませんから情報も回りにくくなってきます。
結論
もうここらで結論いきましょう。
介護福祉士であればしっかり稼げます。
バーゲンセールみたいな給料の事業所も含めての平均が上の数字なので、事業所選びを間違えなければ普通に稼げるという事になりますね。
そんなに沢山は稼げないですけど、客観的に見て「稼げない」とは言えない数字でした。悲観するような数字ではないですよね。
ということで、自分自身のレア度を上げて年収倍にしましょう。普通に稼げるとはいえ、平均で満足する必要もありません。（今までの話はなんだった）
ではお風呂なのでまた。おやすみ大卒。
