
こんばんは。ブログ歴8年目、介護福祉士のハレくん(Add LINE friend)です。
少し前に、財務省から介護業界に対して、「より少ない労働投入量で質の高いサービスを提供できるようにしろ」と注文がありました。
情報源↓
財務省、医療・介護の構造転換を要請 「より少ない労働投入量で質の高いサービスを」 | 介護ニュースJoint
コンビニのくじ引きが残り5枚の時に、あと3回でラストワン賞引けみたいな事言うてます。
財務省、静かにして下さい
カスハラ財務省です。介護業界の皆にこれだけは知っといてもらいたい。全て財務省の言う通りにしたら介護業界は確実に終焉します。
『介護に専門性などなく、誰がやっても同じ、利用者がただ死ななければ良いんだから、そんなに労働量いらないだろ』という考えが根底にあるので、業界にとってマイナスになる事しか言ってきません。
過去には、「介護はボランティアにやらせろ」という発言もありました。(事件)
介護ボランティア事件も記事にしてるのでリンク置いときます↓(大昔の記事なので文章下手)
財務省「介護士の仕事は誰でも出来るからボランティアにやらせよう」 - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
介護職の社会的地位について
介護職は専門職です。誰にでも始められるだけで、誰にでもできる仕事ではない。自分が介護を受ける側の立場になって考えてみてほしい。誰にでもやらせないで欲しい仕事NO1じゃないでしょうか。本来、介護職はもっと社会的地位の高い仕事なんです。
「介護は一生のキャリアとして成り立つ」「介護は国家の基盤産業」というようなPRで人を増やして、社会的地位の底上げもやっていくべきなのに、財務省のような物言いをされると全てが逆効果になるんですよね。黙っといてくれ。
実際、介護施設の人員配置基準の緩和が進みそうではあるんですが、相当慎重にやってます。テクノロジーを駆使しまくって、3対1のところ3対0.9から超絶慎重に取り組みが始まってます。
介護の仕事で人を減らして質を上げるなんて、財務省が言うほど簡単じゃありません。ボランティアでどうにかしようなんて危険すぎます。『車のタイヤを一本減らして、より安定した走行を』って言うてるのと同じです。
受け入れてはいけない
今回の記事のような事を言うと、「財務省の言う事も一理あるよ。しょうがないじゃん。」的な事を言われる事がありますが、控えめの極み乙女ですかと。
職場のトップが、「こんな時代なので、人を減らして頑張りましょう。しょうがないじゃん。」とか言い出したら辞めるでしょ。
理解のある良い人ぶるのはやめて下さい。それは一番残酷な意見です。良い人ぶりたいだけのアウトレイジです(言い過ぎ)。世の中、素直に聞き入れるべきでない事もあります。
最後に
財務省の戦闘力は53万です。経団連と徒党を組まれると300万を超えます。なので小さな声でも、反発する事が重要になります。元気玉の原理ですね。両手を上げときましょう。
という事でまた明日。おやすみ北野武。