どうも、情報発信8年目、介護福祉士のハレくんです。
またまた、介護士の給与が上がるかもしれません。
臨時閣議
政府が昨日22日の臨時閣議で新たな総合経済対策を決定したそうなんですが、その中に、介護職員の賃上げ・訪問介護事業所への支援・高物価支援なども打ち出されたようです。
ソース↓
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2024/1122_taisaku.pdf
これまでの傾向から考えると、こういう話が出るとほぼ確で賃上げされます。(時期は不明)
ここ数年、賃上げの話が出て決行されなかった記憶ありませんよね。財務省のおかげで賃上げ幅は小さくなっていると思うんですが、賃上げ自体は必ず行われています。
賃金上昇率は全産業平均の4倍のペース
介護職の賃金はずっと右肩上がりで、平成25年の時点では、全産業平均と比べて月間約10万円の差があったんですが、10年たった今、その差は約7万円になっています。
金額で言うと、25.4万円(平成25年)から29.3万円(令和4年データ)になりました。約4万円のプラスですね。ちなみに全産業平均は約1万円しか上昇していません。
「10年で+4万円は少ねぇ!」って思うかもしれませんが、全産業平均の約4倍のスピードで賃上げがされている事を考えると、かなり凄い事なんですよね。
どれくらい凄いかを分かりやすく説明しますと、4倍という数字は、ラディッツ編の時のクリリンの戦闘力と、ナッパ編の時のクリリンの戦闘力くらいの違いがあるんです。物凄い差です。(なんて分かりやすい説明なんだ)
そんな感じで、また賃上げの話題が定期的に出てくると思います。それと同時に、財務省の存在感も増してくるので、ニュースを追っていきましょう。
重要な事は全て、Xやブログにて共有していきます。
介護報酬UPで離脱率が大幅に減少する
賃上げのニュースを見て、「給料上げたって介護士は増えねーよ」と仰る方が一定数いるんですが、「分かってねーな」って思います。
新規参入者はそこまで増えないかもしれませんが、賃上げや待遇改善がされると、離脱率が鬼のように下がるんです。
介護福祉士の資格を持っていながら、介護の仕事をしていない潜在介護介護福祉士が2020年時点で約12万人いるというデータがあります。(介護福祉士就労業況調査結果という資料に書かれている)
介護福祉士の資格持ちだけで12万人です。離脱率を下げる事がどんだけ重要か分かりますよね。ちなみに12万人の内の3割の人は、「条件次第で介護業界に戻りたい」と回答しているんです。
100万人増やしても100万人辞めたら意味ないですから。10万人増やして3万人しか辞めないような形の方がよほど理想的です。
外にばかり目を向けず、内に目を向けていきましょう。増やす事より減らさない事を考えた方がきっと良い。
という事で、またまた介護職の賃金が上がりそうですよ〜という話でした。
追って情報共有いたします。ではでは。おやすみラディッツ。