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【介護職員】売り手市場は働き手を短気にさせるのではないか

どうも、情報発信歴8年目の介護福祉士、ハレくんです。

 

今日は人間心理的な話で、売り手市場で働くと短気になる人間のメカニズムについて、オモクソ独断と偏見で記事を書いていきたいと思います。

 

いくぞー!

 

売り手市場は働き手を短気にさせるのではないか(考察)

介護業界、働き手が圧倒的に足りていないスーパー売り手市場ですけど、この状況は人を短気にさせると思ってます。イライラして怒りっぽくなるという事です。プンプン。

 

人手不足で忙しくてイライラするとか、それもあるんですが、もっと根深い深層心理的な話です。

 

例えばですけど、仕事が無い時代に正社員になれたらどう思います?

 

10人いて3人しか仕事にありつけない環境だと、『働けてありがたい』って本能的に思いますよね。少々嫌な事があっても、『仕事があるだけマシかな』と思えそうな気がしませんか。

 

一方で、働ける職場が腐るほどあったら、『働ける場所は幾らでもある』と、少し横柄になってしまう心理があると思うんです。ならない人はならないと思いますけど。

 

横柄モードだと、上から目線の言葉に過敏に反応してイラッとしてしまうし、普通の頼まれごとでもピキる人がいます。

 

『こっちは働いてやってるんだぞ』という意識の人を動かすのって難しいですよね。

 

人手不足だったり、人間関係が悪かったり、労働環境が悪いとそのような心理になる傾向があるはずだと僕は思ってます。

 

助け合いの雰囲気がある職場だとそうはならないと思うんですけど、派閥があったりすると高確率でそうなるような気がします。

 

『こんなに劣悪な環境なのに働いてやっている。その気になったらいつでも辞められるんだぞ』と。ピリピリするのが人間の本能ではないでしょうか。

 

まとめられない

介護業界の中で一番数が多い、現場の介護士の希少価値が高まり過ぎて、組織をまとめるのが激ムズになっていると思います。役職者の方でそう感じている人は多いでしょう。

 

また、『働いてやっているんだぞ』という心理は利用者さんへの虐待にも直結する心理だと思うんで、超売り手市場って色んな意味で危険だと思うんですよね。

 

良い面もあるんですけど、一歩間違えると危険な心理に陥ってしまうかもしれません。

 

脳は正論では納得しない

「なぜこんなに大変な思いをしなくちゃいけないんですか?」という問いの答えは、「仕事だから」なんですけど、売り手市場の場合、これでは脳が納得しないんですよね多分。

 

「働いてあげているのに、なぜ大変な思いをしなくちゃいけないのか」という疑問を自動的に抱くのが人間の脳です。

 

人間関係が超重要

結局何が言いたいかって、人間関係が超重要という事。職場環境と人間関係が良ければ誰も横柄にならない。

 

「大変だけど、皆で助け合って頑張って行こうぜ」っていう空気感が大正義。横柄にならない意識も大事。お互い様精神も大事。人間の本能や心理について学ぶのも結構大事です。

 

このブログが読まれるようになったキッカケは、人間心理の学びになる記事を沢山書いたからです。

 

介護現場で利用者さんに対して発揮できる心理効果を主に発信してきたので、今後は職場の人間関係を円滑にするために活かせる心理効果などについても発信していこうと思います。

 

「働いてやっている」「雇ってやっている」

 

こういうの本当にやめて、お互い様の助け合い精神でいきましょう。おやすみ役職者。