こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/xQqyNi6)です。
介護業界が久しぶりにざわざわしています。介護業界をざわざわさせるのはいつだって財務省ですけど、その財務省が今回また凄い事を言い出しました。動悸がしてます。
国の財政について話し合う、財政制度等審議会・財政制度分科会での財務省の介護業界に対する発言を共有していくんですが、段々イライラしてくる内容になっているので、サンドバッグの前に立ってから読み進めて下さい。よろしくお願いいたします。
財務省の注目発言
財務省が何を言ったのか、端的に言うと、「介護報酬をこれ以上引き上げるのは嫌だ!他産業も人材不足なのに、介護報酬を引き上げて介護業界にばかり人材が集中したらどうする!企業努力で頑張れや!」という事でした。全く誇張とかしてなくて、まんまこんな感じでした。ソースも貼っときます↓
財務省、介護職の賃上げに難色 処遇改善より“選ばれる職場”を強調 財政審 | 介護ニュースJoint
これ温厚な食パンマンでも「てめぇらの血は…何色だー!!」って叫びながら加速つけてブン殴るレベルの事を言ってると思うんですよね。
おまけに、 前回マイナス改定を喰らって厳しい状況にある訪問介護事業所に対しては、「まずは既存の施策を十分に活用すべき」との事で、ひと蹴りって感じでした。(ケンカキックで対抗したい)
「介護報酬を仮に1%引き下げれば、およそ1420億円の費用を抑制できる」という、次の改定をマイナス改定にするつもりような発言もありました。江戸時代だったら必殺仕事人を呼んでます。
財務省の影響力が強すぎる
今までを見ていると分かるんですけど、介護業界に及ぼす財務省の影響力ってエグいんですよね。
全部が全部、財務省の言うとおりになる訳ではないんですけど、本来介護報酬が10%引き上がるところ、財務省の影響によって2%しか上がらない。こんなイメージです。それくらい強い。フリーザ。
どれだけ世間が介護報酬大幅引き上げムードになろうとも、財務省が首を縦に振らない限りそれは実現しないという事です。(ムチ打ちになってまえ)
怒って良い
介護報酬を引き上げるどころか、下げる気マンマンっぽいのは流石にバカにしてますよね。
「介護報酬を1%引き下げると1420億の節約になる」みたいな事言うてますけど、こっちからしたら、「なら国家公務員の給与を5%引き下げようよ」って感じです。1500億くらいの節約になる。
これまでの財務省の発言が無ければ皆の手取り5万円くらい上がってたと思いますよ。アイツらウシジマくん過ぎて、国における介護業界の役割の重大さに気づけていません。
財務省の思い通りになると世の中バイオハザードになります。怒りましょう。
まとめ
「介護なんてボランティアにやらせろ」と言ったのは財務省、介護報酬の引き上げを阻んでいるのは財務省、ポテトサラダには胡椒少々。
「他の業界も大変だし…」なんて遠慮する必要はないです。他の業界は他の業界でしっかり主張してますからね。自分は自分の人生が良くなる主張をしていけば良い。財務省、黙っといて。どうぞ。
おやすみ蝶野正洋。