こんばんみ。介護福祉士のハレくんです。
11月12月に転職活動を始める介護士さんが多いようなので、今日は、転職回数が多い介護士を、介護事業所側は雇うべきではないのかという事について書いていきたいと思います。
介護士側の視点で言うと、転職回数が多いのは悪い事なのかどうか、マイナスポイントになるのかどうか、という所ですね。
では行こう。
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転職回数が多い=続かない人なのか
気になるのが、『転職回数が多いという事は、何処に行っても続かない人なのか』という事ですよね。浮気性の男の浮気癖は治らないのかみたいな感じです。
面接に来た人に対して、『この人は転職回数が多いから、ウチに来てもすぐ辞めちゃうだろうな』と判断しがちな事業所さんや、『自分は甘ちゃんだから何処に行っても続かないのかな…』と自信を喪失しがちな介護士さんも多いと思うんですが、この認識、間違いです。
転職回数が多い=続かない人という価値観は、ゴミ箱にポイしましょう。
その価値観が間違っているという事を証明した研究があります。
アメリカの経済学者、マイケルハウスマンさんというお家マンが、過去に何度も転職している人は、現状勤務している職場もすぐに退職してしまうのかという事を、社会人3万人のデータを集めて研究されています。
その結果、過去に何度も転職している人と、転職の回数が少ない人とで、離職率に差は無かったという事が分かりました。
つまり、転職回数の多い人は、根性が無く仕事が続かないから転職回数が多くなっている訳ではなく、自分に合う職場となかなか出会えなかったから、結果的に転職回数が多くなってしまったという事です。
根性が無さ過ぎて仕事が続かない人が、面倒な転職活動を何度もできる根性を持ち合わせているはず無いですよね。(根性って言葉は嫌いだけど、分かりやすいから使ってます)
介護事業所側は、転職回数の多い介護士さんが面接に来た時に、『転職回数が多い』という理由で採用を見送るのはやめた方が良いですね。その介護事業所にとっては、お宝介護士の可能性があります。後になって、良い仕事してますね〜ってなるかもしれません。
また、転職回数が多い介護士さんは、自分の事を『続かない人』とか『根性なし』とか思う必要も無いですね。自分の理想を求めて行動する事ができると、逆に自分を評価すべきだと思います。
結論
転職回数が多い事は、現状マイナスとして捉えられる場合がありますが、そう捉えるのは間違いです。転職回数を、採用の判断基準にすべきではないでしょう。また、転職回数が多いからといって、自信を無くしたりしないで欲しいと思います。その行動力は素晴らしいです。
この事実が広まって欲しい。
最後に
今日は短い内容でしたが、こんな研究結果があるよという事を伝えたかったので記事にしました。
間違った事を間違ったまま捉えてる事って結構あるので、ドゥンドゥン正しい認識に変えていきましょう。
「体の事を考えて減塩醤油にした」
— ハレくん (@harekunoku) 2020年12月3日
と言っていた利用者さん。
鯖の切り身が減塩醤油の海で泳いでいる。
減塩醤油ならいくらかけても良いという認識も間違ってます。
おやすみ鯖。
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