こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
介護士の皆様、記事を読み進める前に、先ずはコチラのツイートをご覧下さい↓
僕、介護士さんのモチベが下がるような発信はしないと決めてるんですが、今回、介護報酬の引き上げ幅が0.7%というニュースを見て、この先、想定以上の介護士不足になると半分確信しました。ここでまだ様子見って、国に危機感が無い。
— ハレくん (@harekunoku) 2020年12月16日
まさかの0.7%UPとなりそうです。
(スポンサーリンク)
多くの介護士が介護業界に見切りをつける可能性がある
昨日、2021年度から介護報酬が上がりますという内容の記事を書いたんですが、今回の改定は期待できると個人的には予想していていました。
そう予想した理由は、2025年問題、既に圧倒的介護士不足問題、事業所の倒産が過去最多ペースである事、感染症の影響を受けている事業所が多数ある事等を考えると、介護報酬を引き上げざるを得ない状況だと思いましたし、思い切って引き上げるなら、タイミング的に今しかないだろうと思ったからです。
ここでガツンと上げておかないと、金銭的に3年間、また今と同じ状況が続き、今の業界レベルで、後期高齢者が爆増する2025年を迎えなくてはいけなくなります。
そんな、オーキド博士から授かったばかりのヒトカゲをつれて、四天王に挑戦するような無謀な事、国がする訳ないだろうと思っていたんです。
でもいざ蓋を開けてみると、国は介護報酬を0.7%の引き上げ予定で最終調整に入ったとの事。
最初一瞬、7%引き上げだと思って、『ちょっとやり過ぎじゃ…』って思ったんですけど、よく見ると0.7%だったので、無意識的に、潜在意識が僕の中指を立てました。
『財務省も介護報酬引き上げを容認』
とあったので、財務省も話せば分かるんだな〜なんて思っていたんですが、そりゃ0.7%だと財務省でも容認しますよね。
0.7%がどんなものかって、1000円の収入が1007円になるって話ですからね。わらう。
ここ数年、介護業界は間違いなく良い方向に進んでいましたし、ここ最近のニュースも、介護業界の未来に期待できるような内容のものが沢山ありました。
しかし今回の0.7%という数字で、一気に雰囲気が変わりましたね。見切りをつけて介護業界から去っていく介護士さんが増えそうな気がします。
国は心理効果を狙っている可能性も
ただ、国がよくやる事として、「介護報酬を0.7%引き上げる事としました」と言っておいて、ある程度批判が集まってきた所で、「皆さんの意見を尊重し、1.5%の引き上げに変更します」と言うんですね。
すると大衆は、0.7から1.5に倍増した事実に満足します。『自分たちの声が届いた』と、達成感を得て、満足してしまうんですね。本来はもっと引き上げるべきなのにです。心理効果って凄いですよね。
そんな感じで、今後パーセンテージが変わる可能性もあるので、介護報酬関連の情報は、引き続きチェックおきましょう。
今後どうなる介護業界
今回の介護報酬改定で、ある程度の引き上げがされないとなると、業界内の雰囲気がかなり悪くなってしまう可能性がありますよね。
実際僕も、今回ばかりはちょっと呆れたので、介護報酬以外の所からの収入源も、しっかり育てていかないとなという気持ちにはなりました。
とは言え、介護士はかなり安定感のある仕事なので、見切りをつける必要はまだ無いと思っています。でも、辞めても資格があればいつでも帰って来れるので、一旦辞めるのは全然ありだとも思います。
介護業界だけじゃなく、今後時代はエグい変化をしてくると思うので、頑張って変化について行きましょう。
ダーウィン「強い者が生き残るのではなく、賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残る事ができるのは、変化し続けられる者である。」
最後に
0.7%は流石に笑いますよね。お年玉かと。
介護業界にいる人達、人手不足で、一人が二人分の仕事をこなして毎日頑張ってるんですから、国も頑張って下さい。勝負すべき所では勝負して下さい。個人的に二億下さい。
おやすみ財務省(# ゚Д゚)
【退職・転職(就職)を考えている方にオススメ記事↓】
これまでに紹介した介護士専門の転職(求人)サイトまとめ - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
カテゴリー上部に、僕がオススメする介護士専門の転職サポート(求人)サイトや、資格取得サポートサイトの紹介ページがありますので、退職・転職を考えている方や、何か資格を取得しようと考えている方は是非ご覧ください。
Twitter、公式LINE、instagram、YouTube(遊んでます)
もやってます。下にあるプロフィールの所にリンクを貼っていますので、そちらの方もよろしくお願いします。