こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
最近、太陽の主張がとにかく強いですよね。もっと控えめな方がカッコ良いと思うんですけど。ヤンキー中学生のような主張の強さで参っています。入浴介助がとにかく暑い。ブラジルの森林で反復横跳びしている方がまだマシです。はい。
という事で今日は、優秀な介護士さんほど仕事を辞めてしまう理由について解説します。
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なぜ優秀な介護士は去っていくのか
『優秀な介護士ほど職場を去っていく』という話、よく聞きますよね。よく聞くというか、事実です。
これってなぜだと思いますか?
正解です。
優秀な介護士ほど損をしているからです。
会社の売上って、会社の皆で立てた売上ですよね。
優秀な介護士は、利用者満足度を引き上げ、会社の評判を上げ、売上に相当な貢献をしています。
一方、仕事をロクにしないような不真面目な介護士は、利用者からの評判も悪く、仕事をしないので、会社や同僚の足を引っ張ってますよね。
それなのに、ほぼ給料に差がないから、優秀な人は辞めていくんです。介護業界に限った話ではありません。当たり前現象です。
例えば、優秀な介護士Aさんが、100万円売上に貢献していても、そうじゃない介護士Bさんが一切売上に貢献していない場合、Aさんは、自分の力で上げた売上の半分をBさんに分けてあげる事になるんです。
そりゃ辞めますよね。
もし原子時代だったら、命賭けでマンモスを狩ってきて、その肉の半分を、隣の家でいつもダラダラしている人に分けてあげますか?って話です。風邪ひいて動けないとかなら分けてあげても良いですが、ただ怠けてるだけの人の力になりたいとは思わないですよね。
現状、介護業界は異常なまでの人手不足で、他の業界では全く通用しないような人でも採用されがちです。
働き手の質が二極化してしまっているんですね。自分は狩りに行かないけど、隣の人が狩ってきたマンモスの肉は遠慮なく頂きますという、ミッチー&ヨシリンのような図々しい人も沢山いるのが介護業界の現実です。
はじめ人間ギャートルズのドテチンでも怒りますよ。
優秀な人がそこに気づいて辞めていくんですね。
フリーになった方が割に合う、他業界に行く方が良い、もっと職員の質が良く、頑張っても損しない所に行きたい、という思考になって、辞めていくんです。超正しい思考回路ですよね。
人手不足だからといって誰でも雇ってはいけない
面接に来た人全て採用する勢いで、誰でもかれでも入職させるような職場は、優秀な介護士さんからすれば地獄の環境です。
この記事を見てくれている介護士さんの中には、『なんで自分が…』『なんで自分ばっかり…』という不満を抱えながら働いている人もいると思うんですが、お勤めの職場、そんな感じじゃないでしょうか。
誰でも雇うstyleの職場は、ただ現場が回っていれば良い。介護報酬を請求できればそれで良い。という考え方なので、向上心がある人は去った方が良いと正直思います。経営者ただ一人が儲けるために作られた事業所なのかもしれません。
転職回数が多いのはマイナスポイントなのか
転職回数を気にして、分が悪い職場に勤め続けている人も結構いるんですが、転職回数が多い事をマイナスと捉えるかどうかは人によります。
僕の場合、面倒な転職活動を重ねてまで、納得のいく仕事がしたい人なんだなとか、自分の人生を良くするために頑張ってるなとか、そういうふうに捉えます。
特に理由もなく、すぐに辞めてしまう人も中にはいるのかもしれませんが、1つの職場にずっと勤めている人の場合でも、転職という行動からただ逃げている場合もありますし、どっちが良いというのは言えません。
転職回数で人間は分からないんです。
実際、転職回数を気にする職場も多いのかもしれませんが、なぜその転職回数になったのかがちゃんと説明できれば、なんら問題ないと思うので、そこら辺は気にしなくて良いんじゃないかなと思います。
最後に
優秀な介護士さんが辞めていく理由は、その職場や介護業界に問題があるんですよね。
人材レベルの問題と報酬の問題を早く解決しないと、優秀な人が愛想つかせてどんどん違う業界に行ってしまいます。
とりあえず、介護報酬倍プッシュでよろしくお願い致します。
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