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【岸田首相】ガチで介護士の大幅な賃上げが実行されるかもしれない

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

先日、岸田首相が、賃上げなど介護士の待遇を改善する。公的価格評価検討委員会を設置する。と発言したとの記事を書いたんですが、この事に関して、また新たな発言があったので共有していきたいと思います。

 

岸田首相の就任会見での発言

今月4日の夜に、岸田首相が就任してから初めての記者会見が行われているんですが、そこでも、介護職の賃上げは重点施策の1つであるとの意向を表明されています。

 

正確には、こう発言されています↓

医師、看護師、介護士、さらには幼稚園教諭、保育士、こうした方々など社会の基盤を支える現場で働く方々の所得向上に向け、公的価格の在り方の抜本的見直しを行います。

 

首相官邸のホームページから記者会見の映像(文章もあります)が見えるので、一応リンク貼っておきます↓

令和3年10月4日 岸田内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

 

公的価格の抜本的な見直しが行われれば、介護士の賃金は間違いなく上昇する事になると思っています。現状で適性価格と評価されるのは流石に無いでしょうと。

 

海物語のリーチでメダカの魚群が出てくるくらい無いでしょうと。

 

介護報酬の圧倒的低さ

これは先日の僕のツイートです↓


介護報酬って、本当に低いんですよね。自分で選んだ職業なので個人的には文句を言うつもりはないんですが、介護士の賃金が他産業と比べてかなり低い事は事実です。

 

超ザックリですが、訪問介護を例にすると、身体介護が1時間4,000円、生活援助で1時間2,500円くらいの報酬が得られるんですが、間をとって1時間あたり3,200円の報酬が得られるとして、1日5件回れるとしましょう。(移動時間や記録を書く時間もあるので)

 

そうすると、1日16,000円の介護報酬が発生する事になります。20日間だと、320,000円になります。

 

1人の介護士が1ヶ月間に320,000円の介護報酬を得ますと。

 

その中から、事務所の家賃だったり、公用車の維持費だったり、事務員さんの給料だったり、会社の内部留保分を引く事になるので、介護士の手取り額は相当低くなる事は分かりますよね。

 

そんな感じで、夜勤手当が無いような、訪問介護事業所やデイサービスで働く介護士の給料は、かなり低くなってしまうという現状があります。

 

なので、公的価格評価検討委員会で、介護報酬は適正な価格なのかという事がガチで話合われて、今の価格が適性という評価になる事は無いだろうと思っています。

 

それでもし、価格現状維持みたいな結果になってしまったら、見切りをつけて介護職を辞める人が続出する事は目に見えてます。

 

介護士の賃金を上げると言ってしまった以上、上げるしかない事になるというのが、個人的な考察です。

 

介護報酬の適性価格はどれくらい?

介護報酬が引き上げられるとして、どれくらい引き上げられるのかは、ナルトとルフィはどちらが強いのかくらい検討がつきませんが、介護士の平均給与が、せめて他産業の平均給与に並ぶくらいにはならないと、人手不足が解消される事はないでしょうね。

 

これからの時代、お金の不安が常に付き纏う事になるので、好きな事よりも稼げる業界で仕事がしたいと考える人が多くなるでしょうからね。

 

お金を稼ぐ上で最も重要な事は、お金が沢山流れている所に身を置くことです。

 

介護士の賃金を大幅にUPさせないと、日本の介護事情はホントに大変な事になると思います。今の報酬のまま人員配置が5:1とかになっちゃうと、誰も介護士やらなくなるんじゃないでしょうか。

 

という事なんで、介護士の平均給与、7000万円強で手を打つ事にしましょう。

 

最後に

キッシーが介護士の賃金を上げたい気持ちがある事は良く分かりますよね。

 

ただ不安要素として、キッシーは財務省の言いなりという意見も目にしたので、そこは心配です。

 

財務省は過去に、介護はボランティアにやらせようみたいな事を言ってましたからね。奴らは怖すぎます。フリーザ軍です。

 

今後期待できそうな気はしますけど、あまりあてにはせず、自分の事は自分で何とかするという気持ちで居るのが無難かなと思います。

 

という事で、今日はこのへんで。

 

おやすみ7,000万。

 

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