こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。 。
世の中には沢山の一般論があります。一般論とは、多数派意見の事です。
仕事に関する一般論だと、『入社したら3年は働け』とか、『1つの会社に勤め上げろ』というのがありますが、コレを職人系の仕事に当てはめてはいけません。
深夜にサワークリームオニオンのポテトチップスを食べるくらいやってはいけない事です。
今日はそんな話です。
手に職系の仕事は年功序列のメリットが小さい
仕事に関する一般論は、年功序列のメリットが大きい職場に勤めている人に対して言える言葉です。日本にはそういう職場が多いから一般論になっているだけなんです。
例えば、大企業勤めの人や公務員だと、簡単に入職できない分、年功序列のメリットが凄まじいですよね。
よほどの事がない限り、勤続年数を積むだけで給料はドンドン上昇していき、待遇は良くなっていきます。
そういった人に、『入社したら3年は働け』とか『1つの会社に勤め上げろ』と言うのは納得ですよね。
でも介護士の場合は違います。
まず、介護業界では誰でも働けます。入職のハードルがありません。バッタの脚を借りたいほど人手不足なので。
スキルや資格があり市場価値の高い人は、最初から優遇されます。年功序列のメリットはさほどありません。
勤続年数を重ねれば大企業のようにガンガン給料が上がっていくなんて事はないですよね。(中にはそんな事業所もあるかもしれませんが)
これつまり、介護業界で働いている人は、仕事の一般論を自分に当てはめてはいけないという事なんです。
スキルや知見は一生モノ
仕事を継続してやっていると、スキルや知見が貯まっていきますよね。
一般論的には、頑張って貯めたそのスキルや知見は、職場が変わると無かった事になります。スキル幻想。
一方、介護士の場合、職場が変わっても、これまで貯めてきたスキルや知見は、そのまま次の職場で活かす事ができます。
つまり介護士とは、1つの職場に固執する必要が全くない職業なんです。(大工さんやスポーツ選手なんかも同じ)
工場勤務の人が居たとして、その人が工場長まで登り詰めても、転職したら転職先では平社員からスタートですが、介護福祉士の場合は、転職先でも介護福祉士です。
1つの職場に固執する必要が無いって、人によってはめちゃくちゃ大きなメリットですし、僕自身も、そのメリットが魅力の1つとなって介護士デビューしました。
年功序列には年功序列のメリットがあるし、手に職系の仕事には手に職系の仕事のメリットがあるんです。
大企業の年功序列システムって凄く羨ましいですけど、こっち側にはこっち側のメリットがありますから。
そのメリットを体感しながら働いた方が絶対に幸せです。気軽に転職できるって、精神衛生上かなり良い事ですからね。
自分に適用できない一般論もある
一般論の定義は、ある特定の事柄を対象とするのではなく、全体に通じるものとしての論。とされています。
自分が特定の事柄に当てはまっているのに、一般論を採用する事ほど損な事はありませんよ。ダイヤモンド級の頭の固さです。
固定観念とか常識とか一般論とか、色々ありますけど、それが自分の性格や環境に適用できるものなのかどうかを考える癖は付けた方が良いと思います。
最後に
今日伝えたかった事は、もっと気楽に働いて下さいという事です。
毎日頭を使って仕事して、資格でもあれば、自分は何処に行っても通用するという自信が身につくはずなので、その自信さえあれば、職場の事で思い詰める必要なんて1ミリもありません。
嫌ならば やめてしまえや ホトトギス
職員が沢山いる会社の社長なんて、辞めたくなってもそう簡単に辞められないですからね。
色々事情があって辞められない人もいる中で、辞めようと思えば辞められる人は、その与えられた選択肢を遠慮なく使うべきでしょう。
という事で、明日から気楽にいきましょう。
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おやすみギニュー。
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