どうも、ブログ歴8年目の介護福祉士、ハレくんです。
世の中には口の上手い人と口下手な人がいますが、介護業界で生きていくなら、当然口は上手い方が良いです(口だけ達者はダメですけど)。
こんだけ人対人の業界なので、口が災いの大元凶になりますからね。口の上手い人の方が優位性があります。
で、口の上手い人と口下手な人には決定的な違いがあります。口の上手い人が無意識にやってる事があるんです。
今日はそれについて言語化してお話していきたいと思います!いくどー!
自分が言いたい事ではなく相手が言ってほしい事を言う
結論コレです。口が上手い人は、自分が言いたい事ではなく相手が言ってほしいと思っている事を言います。
言いたい事を言う時も、相手が伝えてほしい形に変換してから言います。口ウマはこれがほぼ無意識で出来るんですよね〜(詐欺師にならないように)。
『この人は〇〇な人だから、□□な言い方で自信ありげに話そう』とか、『この人は△△な人だから、単刀直入にズバリと話そう』みたいな感じで、相手の脳に合わせて伝え方を変化させているようなイメージです。
普段から人を分析する癖があるので、人の心理を読む事に長けてるんですよね。小さい頃、周りに自己中な大人がいて、その人の顔色を伺って過ごしてきた人とかに多い印象です。
口の上手さが平均的な人は、脳に浮かんだ事を一般常識フィルターにかけてから発言します。
『相手がどうか』ではなく、『常識的にどうか』を考えて発言するので、口が上手いという評価になる事はありません。平均点。
口下手な人は、脳に浮かんだ事をそのまま口にします。昔の漁師や職人に多いイメージ。このタイプ僕は嫌いじゃありませんけどね。親父は鳥羽一郎の大ファンです。
人の心理は読めるのに口下手になるパターン
ここまで読んでみて、『人の心理はよく分かるつもりだけど自分口下手だよ…』と思った方がいると思うんですが、そのパターンはおそらく、自分の言動に対して完璧を求め過ぎているのが原因でそうなってます。
相手から100点満点の評価を受けようとしているんです。それでは緊張して迷いが出るので逆に口下手になります。
ある程度、相手の心理が分かる時点で80点とれますから。80点で上等なんです。90点や100点を目指すと逆効果。80点をとりにいって下さい。
人の気持ちが分かるのは人との対話で80点が取れるスキルなんです。完璧を求めず、深読みし過ぎず、自信を持って人と対話してみて下さい。確実に口ウマになれます。
最後に
口が上手いのはスキルですけど、組み合わせによっては悪魔化します。歩くスピーカー+口上手とか最悪ですよね(江戸時代だったら叩き斬る)。
という事でまとめると、『口が上手い人は人の心理を読むのが上手い。自分が言いたい事よりも、相手が言ってほしい事ベースで話します。
心理を読むのが上手いのに口下手な人は、100点満点を取ろうとしているために迷いが出てシドロモドロな話し方になる。80点を目指すべきであり、80点とれる能力は既に備わっているので、自信持っていきましょう』という話でした!
以上です!おやすみ兄弟船。