
こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/elVvA3r)です。
介護業界って、書類業務多いですよね。代表的なのが勤務表ですけど、勤務表を、AIを使って自動で作る事に抵抗のある人は殆どいないと思いますが、ケアプランや訪問介護計画書だとどうでしょうか。
『AIで作成するのは冷たい気がする』とか、『人間が作った方が時間はかかってもクオリティの高いものが作れる』とか、そういう事を思ってしまいませんか。
という事で今日は、そういった書類はAIで作成すべきという話をしていきたいと思います。(いきなり結論言うヤツ)
『冷たい』は主観
『□□さんには、〇〇なケアをしよう』みたいな書類の作成にAIを使うのって、『愛がない』とか『横着してる』とか『冷たい』なんて感じてしまうかもしれませんが、重要なのはそこじゃなくて、利用者さんにとって良いのはどちらかですよね。
『愛がない』とかっていうのはもの凄く主観的で、自分の事しか考えてないような意見です。(言い過ぎ)
自分が1から10まで考えた内容と、AIに作成を手伝わせた内容、クオリティが高い方を採用すべきでしょう。『冷たいから』とかいう理由でAIの可能性を除外するのは、利用者さんが気の毒です。
実例
AIは、情報を細かく伝えれば伝えるほど、高クオリティな回答を寄越してくれるんですが、下記の情報を与えた時のAIの回答(画像)を見てみて下さい↓
次の介護サービス利用者の訪問介護計画を作成して下さい。
・要介護5
・重度の認知症で失語あり
・意思疎通が困難
・週2回のデイサービスの利用時以外は一日中ベッドの上で過ごす
・外の景色を見たりテレビを見ている時に時折笑顔が見られる



これを数十秒で作成してくれるんです。もっと細かく情報を伝えると、もっと高クオリティで仕上げてくれます。
スピードもクオリティも人間より上です。 『人間が作った方が時間はかかってもクオリティの高いものが作れる』なんて、烏滸がましいにもほどがあるんです。(またまた言い過ぎ)
小説とかブログとか、その人の持ち味を出したいならAIは使うべきじゃないですが、介護の必要書類なんかはガンガンAIに作らせるべきです。
そのまま使うのはNG
ただ、AIが作ったものを確認もせずそのまま使うのはNGです。焼けたかどうか確認していない鮭を一か八か食べるくらいNGです。
人間の目で最終確認して、省くところや表現を変えるところ、付け足すべきところは、チェックして改善する必要があります。
要は、これからは編集長としてのスキルが求められるようになります。
介護業務に限らず、AIが活躍すればするほど、編集長スキルが重宝されます。
編集長とは、新聞、雑誌、漫画、年鑑、テレビニュース番組など、出版物の編集上のリーダーであり、すべての運営と方針について最終責任を負う役職です。
『AI×編集長スキル』
これ、今後の介護業界のキーワードになると思います。覚えておいて頂きたい。(半沢直樹の言い方)
まとめ
仮面ライダー龍騎に出てくる編集長、好きでした。
おやすみキドシンジ。