こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
昨日こんなツイートをしました↓
介護士やってると、暴力を振るう利用者さんとか、暴言を浴びせまくってくる利用者さんに遭遇する事もあると思うんですが、そんな人が1人でもいると仕事の楽しさなんて0になる。あとの人は皆良い人でも、1人そんな人がいるだけで全部ぶち壊し。
— ハレくん (@harekunoku) 2021年11月16日
利用者から介護士への暴力や暴言等のハラスメント問題って、低賃金問題よりなにより、最も解決すべき、介護業界が抱える闇問題だと思うんですよね。
介護の仕事が心底嫌いになる理由ランキングで断トツの1位じゃないでしょうか。
ただ幸いこの件に関して、解決に向けて国が動いている所です。事業所ごとに対策のしようもあります。暴力や暴言、ハラスメントは、介護サービスの利用をお断りする正当な理由になるはずですから。
そういった対策ができる事が唯一の救いなんですが、介護士にとって同じようなデメリットがあり、暴力や暴言以上に対策しにくい問題もあります。
暴力や暴言に匹敵するダメージを介護士に与え、対策もやりにくいと。そんな利用者には共通点があります。
暴言・暴力に匹敵するダメージを与える利用者の共通点
その共通点とは、ただひたすらに性格が悪いという所。
暴力も振るわないし、暴言という暴言も吐かないけど、ずっとネチネチ嫌味を言ってくるみたいな。アルプスの少女ハイジに出てくるロッテンマイヤさんみたいな感じです。
性格は人それぞれなので、そういう人も稀に居ますよね。僕のオンラインサロンの中でも、そういった利用者さんに困っているとの意見をこれまでに何度か聞きました。
性格が異常に悪い人の対応をしていると、当然、介護士側のモチベーションは下がります。
あの人が居るから仕事に行きたくないという気持ちになりますよね。暴力や暴言を受けた時と同じような気持ちになると思います。
利用してほしくないけど、利用を断るほどでもないみたいな、対策が非常に難しい状況になる事があります。人を相手にする仕事のデメリットofデメリットですね。
介護士のモチベーションはケアの質と連動する
こういった、確実に介護士を苦しめていてはいるが、利用を断る決断ができかねるケースは、上が出て行って利用者本人と面談するべきだと思います。
上というのは、介護主任とかじゃなく、施設長や法人の役員等の経営側の人間が出て行くべきではないかと思うんです。その方が威力がありますから。
現場の介護士のモチベーションが下がると、それに連動してケアの質も下がります。
モチベーションが下がったからといってケアの質を下げるのはオカシイという意見はごもっともなんですが、人間落ち込むと笑顔がぎこちなくなりますし、落ち込んでいる時に明るく振る舞うのって、非常に疲れるし難しいですよね。
現場の介護士のモチベが下がった状態は、事業所の評判や経営状況に大きく関わるので、介護士のモチベが下がる要因をなんとかするのは経営的に絶対に必要な事なんですよね。
上が、介護士への対応をもう少し考えて欲しいと交渉して、イエローカードを出しておくべきだと思います。それで改善されるケースも多くあるはずです。
介護士をやる以上、スルースキルは絶対に必要ですが、スルースキルではどうにもならないロッテンマイヤが現れた時は、事業所内で大きな問題に発展させる事をオススメします。
現場の介護士のモチベーションが下がっている事、それによって生じる問題などをまとめて、報告して上に動いてもらいましょう。
動かないなら動かないで、タイミングを見て見切りをつけると良いと思います。
最後に
僕の知り合いの介護士さんが利用者さんに、「そんな事もできないの!?あなた子供いるんでしょ!?そんなんじゃ子供がまともに育たないわよ!?」って言われたらしいんですけど、こういうのって、めちゃくちゃ悪意のある言葉ですよね。
悪意ある相手に対して黙って頭を下げる必要は無いと思います。言う事は言っていきましょう。
おやすみロッテンマイヤ。
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